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この夏、納涼に怪談はいかが? DEARSから夏向けの怪談ドラマCDが登場

2007年07月20日 00時00分更新

文● 師 忍

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 年表を覚えたり、百人一首を読み上げたりという学習向けCDや物語の朗読CDなど、声優を使った変わりダネCDのの多いDEARS。しかし今回は朗読ではなくドラマCDの登場だ。題材となったのは、これからの季節に嬉しい「怪談」。しかも正統派である、日本の妖怪や怖い話を集めた小泉八雲の「怪談」だ。タイトルは「DEARS怪談物語~小泉八雲の章~上巻」でCD2枚組の構成となっており、店頭での販売価格は3150円だ。下巻は8月31日の発売予定となっている。

こちらが上巻のパッケージ。このイラストは、おそらく収録されている「狢」をイラスト化したものだと思われる。「狢」とは狸のことであり、怪談では「のっぺらぼう」の話だ

 上巻に収録されているのは、8つの怪談。もともと各地につたわる話を集めたのが怪談だけに、誰でも1つくらいは聞き覚えのある話があるだろう。そんななじみ深い話をDERAS作品ではお馴染みの、若本規夫さん、松岡由貴さん、後藤邑子さん、能登麻美子さんという人気声優が盛り上げてくれるのだ。従来の朗読CDと違い、今回はドラマということでまさに声優さんの専門分野。古典作品が演じる俳優によってそれぞれ味が違うように、色々な人が扱ってきた「怪談」という題材を、どう調理してくれるのかも楽しみだ。

 店頭で大きく扱っているヤマギワソフトソフト館では、4人の出演声優全員の寄せ書きサインを売り場にて展示中。上下巻、それぞれのパッケージイラストも大きく引き延ばされて展示されているが、上巻は「怪談」の怖いイメージにそぐわないかわいらしい女の子が描かれている。下巻のイラストは「耳なし芳一」のようだが、こちらは怪談にふさわしい怖そうなイラストだ。

ヤマギワソフト ソフト館のDEARSコーナー。この下には以前紹介した「テストに出るっ!世界の歴史年表 上巻」など今までの製品もずらりと並んでいる

今回出演している4人の声優さんの寄せ書きサイン。ファンならチェックしに行ってみるのもいいだろう

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