3Di(株)は17日、米リンデン・ラボ(Linden Lab)社の3D仮想空間サービス“Second Life”(セカンドライフ)にウェブブラウザーからアクセスできる技術を開発したと同日付けで発表した。ウェブブラウザーでセカンドライフ利用できる技術は日本では初という。現時点では開発発表のみで、サービス開始は今夏を目処に予定しているという。
今までセカンドライフ内で、個人や企業からの情報を閲覧したり、他者とのコミュニケーションを取る場合、専用クライアントソフトをダウンロードしてインストールしなければアクセスできなかった。3Diが開発したウェブブラウザーから利用できる機能は、キャラクターのスクリプト情報やマイフレンド、ログインしている場所の地図情報などの定性情報を確認できるというもの。そのほか、ユーザー間のチャット機能にも対応している。
今後同社では、機能を追加してのサービス化と、セカンドライフ内でプロモーション活動を検討している企業などへの販売を行なう予定。