iPhoneの“気持ちよさ”について動画で見ていくこの短期連載。その1、その2、その3に続く4回目は、Mac OS Xに似た動作について取り上げていこう。iPhoneには“OS X”が搭載されているため、似ている動きはそこかしこで見かける。
7.アルバムの写真を捨てる
iPhoneのカメラとフォトアルバムの機能は、触っていてとても面白い。多くのウェブサイトでも見どころとして取り上げられているのは、以下の2点だ。
- ソフト起動時と撮影後に、レンズの絞り羽根のアニメーションが挿入される
- 指でスライドして写真を見られるフォトアルバム
しかし、今回あえて注目したのが、動画で29秒あたりから始まるフォトアルバムの写真を削除する場面。Mac OS Xユーザーなら、ウィンドウがぐいっと曲がってゴミ箱に吸い込まれていく滑らかなアニメーションを見て、一発で“ジニーエフェクト”を思い出すだろう。
8.Google Mapsの画面切り替え
地図データを表示してくれる『Google Maps』アプリケーションにも、Mac OS Xの“幻影”は隠れている。“Map”や“Satelite”といった通常の地図から、登録した住所をリスト表示してくれる“List”表示に切り替える際、画面がぐるっと右回転するのだ。
これは、簡易アプリケーションの実行環境である『Dashboard』のウィジェットで使われているアニメーションと同一のもの。例えば、『世界時計』ウィジェットで右下の“i”ボタンを押すと、このアニメーションが挿入されて、ウィンドウが環境設定に切り替わる。
*その5に続く