OpenGL対応の15.4Vインチワイド液晶ディスプレー搭載モデル『ThinkPad T61p』など
レノボ、個人向けノートパソコンの新機種4モデルを発表
2007年07月10日 17時53分更新
レノボ・ジャパン(株)は10日、個人向けノートパソコンの新機種として、『ThinkPad T61p』『ThinkPad X61s』『ThinkPad R61e』『ThinkPad R61』4機種を発表した。本日販売を開始する。
ThinkPad T61p
ThinkPad T61p(写真は英語キーボードだが、製品は日本語キーボードとなる)
ThinkPad T61pは、15.4VインチワイドWUGXA(1920×1200ドット)表示液晶ディスプレーを搭載したモバイル・ワークステーション。OpenGLに対応するグラフィックス機能を備えている。5月に発表された『ThinkPad X61』(関連記事)などと同様、ディスプレーの輝度やリフレッシュレートを変更したり、無線LAN/Bluetooth/光ドライブの電源をオフにしたりして駆動時間を引き延ばす“バッテリー延命モード”(Battery Stretch)を搭載している。また、ワイヤレスUSB(UWB、Ultra Wide Band)にも対応している。
- ThinkPad T61p
- CPU：Core 2 Duo T7700-2.40GHz｜
チップセット：Intel PM965 Express｜
メモリー：1GB(最大4GB)｜
グラフィックス：NVIDIA Quadro FX 570M(ビデオメモリーはメインメモリーと共用)｜
HDD：160GB｜
光学ドライブ：DVD±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ｜
ディスプレー：15.4Vインチワイド 1920×1200ドット｜
無線通信機能：IEEE802.11a/b/g/n(ドラフト2.0)、Bluetooth 2.0+EDR、ワイヤレスUSB｜
TV機能：搭載せず
サイズ：幅358×奥行き255×高さ34.5(最薄部29.8)mm｜ 重量：10日時点で非公開｜ バッテリー駆動時間：10日時点で非公開｜ OS：Windows Vista Ultimate
価格：41万7900円
ThinkPad X61s
ThinkPad X61s
ThinkPad X61sは、オプションバッテリーを搭載することで最大約11時間の稼動が可能なB5モバイルノート。12.1インチXGA(1024×768ドット)表示液晶ディスプレーを搭載する。ThinkPad T61p同様、バッテリー延命モードに対応する。
- ThinkPad X61s
- CPU：Core 2 Duo L7300-1.40GHz｜
メモリー：1GB(512MB×2)または512MB(最大4GB)｜
グラフィックス：Intel GM965 Expressチップセット内蔵｜
HDD：80GB｜
光学ドライブ：搭載せず｜
ディスプレー：12.1インチ 1024×768ドット｜
無線通信機能：IEEE802.11a/b/g/n(ドラフト2.0)｜
TV機能：搭載せず
サイズ：幅268×奥行き211×高さ35(最薄部20)mm｜ バッテリー駆動時間：3.9時間(JEITA 1.0)｜ 重量：1.30kg｜ OS：Windows Vista Business
価格：512MBモデルが18万9000円、1GBモデルが19万4250円
そのほかの機種の主な仕様は以下の通り。
ThinkPad R61e
ThinkPad R61
- ThinkPad R61e
- CPU：Celeron 540-1.86GHz｜
メモリー：512MB(最大2GB)｜
グラフィックス：Intel GL960 Expressチップセット内蔵｜
HDD：80GB｜
光学ドライブ：DVD-ROMドライブ、またはCD-RW/DVDコンボドライブ｜
ディスプレー：15.4Vインチワイド 1280×800ドット｜
無線通信機能：搭載せず｜
TV機能：搭載せず
サイズ：幅359×奥行き260×高さ39(最薄部35)mm｜ バッテリー駆動時間：3.2時間(JEITA 1.0)｜ 重量：2.9kg｜ OS：Windows XP ProfessionalまたはWindows Vista Business
価格：DVD-ROMドライブ/Windows XP搭載モデルが10万3950円など - ThinkPad R61
- CPU：Core 2 Duo T7100-1.80GHz｜
メモリー：512MB(最大4GB)｜
グラフィックス：Intel GM965 Expressチップセット内蔵｜
HDD：80GB｜
光学ドライブ：DVDスーパーマルチドライブまたはCD-RW/DVDコンボドライブ｜
ディスプレー：15.4Vインチワイド 1680×1050ドット｜
無線通信機能：IEEE802.11a/b/g｜
TV機能：搭載せず
サイズ：幅359×奥行き260×高さ39(最薄部35)mm｜ 重量：2.9kg｜ バッテリー駆動時間：4.5時間(JEITA 1.0)｜ OS：Windows XP Professional
価格：コンボドライブ搭載モデルが15万3300円、DVDスーパーマルチドライブ搭載モデルが16万6950円
CDMA 1X WIN通信モジュール搭載の
ThinkPad X61/X61sも発売
内蔵されるCDMA 1X WIN対応通信モジュール
併せて、レノボ・ジャパンとKDDI(株)はモバイルノート『ThinkPad X61』『ThinkPad X61s』において、KDDIの“CDMA 1X WIN”対応通信モジュールを内蔵したモデルを11日に発売すると発表した。2社によれば、携帯電話キャリアーの通信モジュールを搭載したパソコンの発売は日本初という。価格は、ThinkPad X61のモジュール搭載モデルが24万6750円、ThinkPad X61sは22万5750円。
通信モジュールの通信速度は下りが最大2.4Mbps、上りが最大144Kbps。本体サイズは幅31×奥行き51×高さ4.3mm、重量は約12g。インターフェースはMini PCIカード。
