ソニー(株)は4日、ICレコーダーのエントリーモデルで、最長約301時間の録音が可能な『ICD-B60』を21日に発売すると発表した。価格はオープン。予想実売価格は1万円前後。
ICD-B60は、同社が2006年7月に発表した『ICD-B50』(関連記事)の後継モデル。メモリーをICD-B50の2倍となる512MB(ICD-B50は256MB)内蔵し、最長で約301時間録音できるのが特徴。このほかの仕様はICD-B50と同等でモノラルマイク(無指向性)、テープレコーダー感覚で操作できるという“くるくる音量ダイヤル”、28mm径で出力が250mWのモノラルスピーカーなどを搭載する。音を検知して録音を開始する“デジタルVOR(Voice Operated Recording)”機能も備えている。
電源は単4形乾電池×2本で、アルカリ乾電池を使用した場合、約22時間(HQモードは約11時間)の連続録音、約11時間(HQモードは7.5時間)の連続再生が可能。オプションでACアダプター(AC-E30L)も用意している。
本体サイズは幅34.6×奥行き18.0×高さ109.5mmで、重量は約65g(乾電池含む)。カラーラインナップとして、シルバー(S)、ホワイト(W)、レッド(R)を用意する。単一指向性の外部マイク(モノラル)が付属する。