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楽天リサーチ、電子マネーの利用状況に関する調査結果を発表

2007年07月04日 13時35分更新

文● 編集部 若林健太

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楽天リサーチ(株)は3日、“電子マネーの利用状況”に関するインターネット調査の結果を発表した。それによると、電子マネーの利用者は約6割で、最も利用者が多い電子マネーサービスは“Suica”(スイカ)だった。

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調査は同社の登録モニターの中から、東京/神奈川/千葉/埼玉の1都3県に住む20~60代の男女1000人を対象として、5月16日に行なわれた。

回答者のうち、電子マネーを利用していると回答したのは約6割。利用頻度は“週2~3回”がトップで12.5%。以下、“月に2~3回”(10.9%)、“毎日”(10.3%)と続く。年代別に見ると、利用者が最も多いのは20代で7割以上が利用している。ただし、利用頻度が“毎日”もしくは“週2~3日”の“ヘビーユーザー”は、40代に最も多かった。“週1回”もしくは“月に2~3回”と回答した“ミディアムユーザー”と、“月に一回”または“それ以下”と回答した“ライトユーザー”は20代に最も多かった

1ヵ月あたりの利用金額で最も多かったのは“1,000円未満”の25.9%。以下、“2,000円~2,999円”(14.2%)、“1,000円~1,999円”(13.9%)と続く。ただし、ヘビーユーザーに限って見ると、“10,000~19,999円”が24.1%と最も多く、さらに1割強が2万円以上と回答している。

Suicaの利用率は75%

現在利用している電子マネーサービス(複数回答可)で最も多かったのはSuicaで、75.0%が利用していると回答。2番目に多かったのは“Edy”(エディ)で43.1%。以下、“PASMO”(パスモ)が27.1%、“iD”(アイディ)が5.1%、“nanaco”(ナナコ)が4.8%などとなっている。また、メインで使っている電子マネーサービスを尋ねたところ、トップはSuicaの56.3%で、2位はEdyの22.3%だった。

電子マネーサービスを選ぶ理由はポイントがつくかどうか

電子マネーサービスを選ぶ際に重視する点は?(5つまで回答可)という質問では、“利用時にポイントがつく”(48.0%)、“チャージできる場所の多さ”(45.8%)、“使える店の数が多い”(44.9%)、“普段よく利用する店で使える”(34.8%)などが主な回答として挙げられた。

おサイフケータイのシェアはNTTドコモが6割超

携帯電話機で電子マネーを使える“おサイフケータイ”の利用者は、全体の22.3%。電子マネーの利用頻度が高いユーザーほどおサイフケータイの利用率も高く、ヘビーユーザーの利用率が32.9%だったのに対し、ミディアムユーザーは22.0%、ライトユーザーは7.1%だった。キャリアー別では“NTTドコモ”が64.6%、“au(KDDI)”が24.6%、“ソフトバンク(ソフトバンクモバイル)”が10.8%だった。

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