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モンスターハンターフロンティア体験記 第1回

【MHF体験記】

『モンスターハンター フロンティア』のオープンβテストに参加してみた!

2007年07月02日 20時41分更新

文● 辻村宗徳

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今月5日より正式サービス開始を予定している(株)カプコンのオンラインアクションゲーム『モンスターハンター フロンティア オンライン』(以下、MHF)。この正式サービスに先駆けて、6月28日から今月5日まで、無料で制限なくプレイできるオープンβテストが実施されている。今回はこのオープンβテストを実際に体験してみた。

まずはポータルサイトに登録

オープンβテストへの参加手続きは簡単。まず、公式サイトから無料でクライアントソフトをダウンロードして、ソフトをインストールする。その後、ソフトを起動すれば“ランチャー画面”が起動するので、ランチャーから“会員登録”を選択すれば、プレイに必要な“ダレットID”の登録&ID取得ができる。ユーザー登録は無料だ。

ランチャー

ランチャーを起動した後に、“会員登録”を押せばブラウザーが立ち上がって、ユーザー登録・ダレットIDの取得ができる

ランチャー画面では、ダレットIDとパスワードを入力してログインするわけだが、ボタンを押す前にログイン先を確認しよう。既報の通り(関連記事)、現在はプレイサーバーが3個用意されているが、それぞれのサーバーのプレイデータは別々になっており、サーバー間の移動はできない。知人と遊ぶ場合は、事前に連絡を取って一緒のサーバーを選ばないと泣き別れになるので要注意だ。

サーバー選択

ランチャーからのログイン時にサーバーを選択する

注意文

サーバー間を移動できない、という注意文が表示される

なお、筆者のゲーム仲間に確認したところ、仲間はすでに“サーバー1”で遊んでいた。しかし、現在はサーバー1にキャラクターを新規作成できないようになっている。仕方ないので、今はテスト期間だと自分をごまかし、泣く泣く“サーバー2”を選択した(事情を説明して後で合流してもらったけどね!)。


ログインしたらまずはキャラクターを作ろう

サーバーを選んでログインしたら、自分の分身となるキャラクターを作成しよう。まず、男性女性かを選んだら、実際のキャラクター作成画面となる。キャラクター作成では、“服装”や“”、“”の種類などが選べる。肌の色は顔のタイプによって決まっているので、肌の黒い顔を選んでから、顔をそのままに白い肌へと変更することはできない。また、攻撃時などに出る声も15種類から選択できる。顔は老けてるのに声は若い、という組み合わせで作ってしまうと、あとでションボリしてしまうかも!?

キャラクター作成

キャラクターの顔は27種類から選べる。若者から渋いナイスミドル系までそろっている


ゲームはワールド選びから始まってるぞ!

サーバーを選び、キャラクターを作成してゲームを始めると、最初に“ワールド”選択画面が表示される。まずは、メニュー上部にあるタブで、初心者用のワールド区分である“入門区”を選んでみよう。ワールド一覧を見ると、時間にもよるが、オープンβテストが始まったばかりということで、人数上限の1000人まで埋まっている所ばかりだった。

入門区

ワールドは“自由区”“修練区”“入門区”“求人区”とカテゴリー分けされている。初心者は入門区に行こう

ちなみに、MHFではワールドごとに季節が違い、ワールド名の色で判別できるようになっている。狩る相手やアイテムによっては季節が限定されるので、ワールド選びは慎重にしよう。ワールドに入ったら、そこからさらに100人まで収容できる“ランド”が表示される。適当なランドを選べば、ようやくゲームスタートだ。なお、ワールドやランドの人数が上限に近いと入りづらくなっているので、入れなくても慌てずにちょっと待とう

ランド

ログインするワールドを選択したら、今度はランドを選択する。ここは最大100人までが入れるようになっている

ゲーム直後に降り立つのは“メゼポルタ広場”だ。ここはいわゆるロビー空間で、ハンター同士の交流のほか、家具ショップなどが並んでいる。とはいえ、駆け出しハンターでは買うものも無い。というかそもそも一文無し。なので、操作練習も兼ねて広場を一通りを見てから、ハンター生活の中心地となる“ドンドルマの街”へと移動した。


狩りの起点は大衆酒場から

ドンドルマの街には色々な施設があり、武器や防具の購入などが行なえる“武具工房”もあるが、一文無しの現状ではとりあえずは後回し。目指すのは“大衆酒場”である。酒場にはほかのハンターたちもたくさんいて、クエストの紹介を行なってくれる“カウンターのお姉さん”に群がっているが、最初に用があるのは左端にいる爺さんのほう。まず爺さんに話し掛けないと、お姉さんは相手をしてくれないのだ。

武具工房

武具の購入などが行なえる武具工房

登録前

ギルド登録前は相手にしてもらえない

ということで、嫌々ながら爺さん(ギルドマスター)と話すと、ギルド登録ついでに小遣い“800z”(ゼニー)が支給される。すずめの涙程度だが、ゼロよりは確実にマシだ。

ギルドマスター

酔っ払って管を巻いている爺さんに見えるが、実はこの人、ギルドマスター

800ゼニー

支度金として800ゼニーがもらえる


クエストを受けてレッツハンティング!

クエスト紹介

いよいよモンハンのメインとなる狩りの始まりだ!

ギルド登録が済んだら、お姉さんに話し掛けてクエストを受注しよう。クエストは多数用意されているが、季節、ハンターランクに応じてランダムに4~6個程度が提示されるので、気に入ったものを選ぼう。登録料金が掛かるクエストもあるので、所持金には気をつけよう。

クエストにはターゲットが最大3個設定されていて、そのうち1個でもクリアすればクエスト成功となる。ターゲットによって報酬が設定されているので、クリアした数が多いほど1回のクエストで貰える収入が増えるわけだ。なお、メインターゲットをクリアすると、その時点でクエストが終了するので、サブターゲットも狙う場合は注意しよう。

クエスト紹介

クエスト紹介では、ハンターランクに応じてクエストがランダムで表示される

クエスト

クエストを受けるには契約金が必要になることも。このクエストは序盤のクエストなので契約金はいらないようだ

また、クエスト中に3回死亡するとクエスト失敗となる。これは、1人で3回ではなく、全員合わせて3回なので要注意。特にボス級モンスターと戦う時は気をつけよう。

ちなみに、初心者は“出張狩人道場クエスト”を上から順にこなすのがオススメ。一通り終わる頃には、ハンター生活のイロハが分かって小銭も稼げて一石二鳥!。なお、道場で剥ぎ取ったり集めたアイテムは、クリア後に没収されてしまうので、寄り道せずに速攻でクリアしたほうがいい。

出張狩人道場クエスト

教官が狩りのイロハを教えてくれるのが、この“出張狩人道場クエスト”だ。Sir, Yes, Sir!

ターゲットクリア

無事にクエストをクリアするとねぎらいの言葉をかけてくれるぞ


ハンティングは道連れ世は情け

せっかくのネットワークゲームなので、1人で寂しくハンティングはもったいない。そこで、事情を説明してゲーム仲間に合流してもらい、3人で遊ぶことにした。

パーティー

1人でやるよりもみんなでやったほうが楽しい。気の合う仲間ならなおさらだ

複数で遊ぶ場合、酒場の右側に設置されている“クエストボード”から遊ぶクエストを選ぶ。まず、知人にクエストを選んでもらい、ほかの人に入られないようにパスワードを決める。パスワードを決めてもらったら、クエストボードから知人の名前を探して、パスワードを入れれば登録手続きは完了だ。もちろん自分でクエストを選んで、友人を誘うのもOKだ。

クエストボード

まずはクエストボードに募集クエストとして表示する

クエスト参加

パスワードを入力してクエストに参加できる

なお、仲間がいなくても、パスワード無しでクエスト参加募集をしている人もいるので、酒場で声を掛けてみよう。さて、筆者以外はモンハン経験者というメンバーで討伐クエストに出発したところ、1人でやっていた頃とは大違いで、強敵相手でもサクサクと進む。クリア報酬は頭割りなのだが、数をこなせば問題ないしハンターランクも上がる、といいこと尽くめ。「やっぱりネットゲームは多人数で遊んだほうが断然面白いね」と実感したオープンβテストだったのだ。

みんなで採集

みんなで並んでザックザク

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