お伝えしていたように、本日“CAFFE SOLARE(カフェソラーレ)”にて、AMD主催のデモイベント“エクスペリエンス・ザ・2K”が開催された。
本日“CAFFE SOLARE(カフェソラーレ)”にて、AMD主催のデモイベント“エクスペリエンス・ザ・2K”が開催された。会場には“Radeon HD 2000シリーズ”の製品展示や、「HALO2」の対戦プレーが可能なマシンなどが稼働していた
13時と15時に行なわれた日本AMD営業本部チャネル営業部シニアトレーナー佐藤美明氏による“Radeon HD 2000シリーズ”のデモンストレーションは、以前行ったショップ店頭デモとほぼ同じ内容。
ただし、今回“Radeon HD 2600/2400”に搭載されているビデオ再生アクセラレーション機能“Universal Video Decorder(UVD)”の体感デモが付け加えられていた。この機能をオン/オフすることで、CPU使用率が最大100%から約20%程度まで低下させることが可能というデモを追加していた。
日本AMD営業本部チャネル営業部シニアトレーナー佐藤美明氏による“Radeon HD 2000シリーズ”のデモンストレーション。“Radeon HD 2600/2400”に搭載されているビデオ再生アクセラレーション機能“Universal Video Decorder(UVD)”の体感デモが追加された以外は以前行われた店頭デモと同じ内容
“Radeon HD 2000シリーズ”のデモンストレーションで使用したデモ機材。“Radeon HD 2900 XT”を搭載したハイエンドモデルと、“Radeon HD 2600XT”を搭載したミドルモデル。デモンストレーションのあとは恒例のじゃんけん大会が行われた
16時半からはついに兄貴こと土居憲太郎氏のAMD Athlon X2 デュアルコアプロセッサ BE-2350/2300 デモおよびロードマップ解説が行われた。
ただし、期待されていたネイティブクアッドコアCPU“Phenom FX”のプッラトホーム“FASN8”(First AMD Silicon Next-gen 8-core Platform)については前回佐藤氏が行った店頭デモ以上の情報の発表は一切なく、新製品のサプライズはなかった。
ついに兄貴こと土居憲太郎氏のAMD Athlon X2 デュアルコアプロセッサ BE-2350/2300 デモおよびロードマップ解説の開始。デモ機の消費電力をワットチェッカーで示し、AMD Athlon X2 デュアルコアプロセッサ BE-2350/2300の消費電力の低さをアピール
ロードマップをCPUの未来予想図、DIYの未来予想図IIと題して“Phenom FX”登場までのスケジュールを解説。今後はコアを無意味に増やすだけでなく“Fusion!”と称するCPUとGPUを1つのコアに統合し、さらなるスペックアップする方向へ進んでいくとした
協力サプライメーカーの今後の商品ラインナップ。AMD Athlon X2 デュアルコアプロセッサの低消費電力に賛同するメーカーから数多くの商品が登場する予定だ
今季AMDはイタリアのF-1チーム「スクーデリア・イタリア」をサポート。大変見えにくいがと前置きし、「F-1ドライバーのヘルメットにPhenomのロゴがプリントしてある」と会場にいる誰も知らなかった情報を提供。兄貴のセッション終了時にはやはり恒例のじゃんけん大会が行なわれた
今回は、普段はあまり設けられない質問コーナーでは『ネイティブクアッドコアCPU“Phenom FX”の投入時期は?』という質問に『今年の後半に必ず販売する。もしかしたら明日かも知れない。まっ、明日発売なら持ってきてるよな。』と答えた。最後には、『AMDはATIとNVIDIAどっちが好きですか?』という参加者の率直な質問に対して『両方です。ATIはいっしょに働いていますしね。』と大人の答えに場内が爆笑に包まれる中、兄貴のセッションが終了した。
Thermaltake「DTX/Mini-DTX/Mini-ITX対応シャーシ」
Sapphire「X1950 PRO DUAL」
PowerCollar「HD 2900XT」
PowerCollar「HD 2600XT」
PowerCollar「HD 2600PRO」
PowerCollar「HD 2400PRO」
なお、兄貴のセッションの途中、犬猿の仲と噂される“神様”ことインテルの天野氏が来場するという珍事!?も発生。“Phenom FX”や“FASN8”のサンプル持参ではなく天野氏来場がサプライズだっということか!?
兄貴のセッションの途中、犬猿の仲と噂される“神様”ことインテルの天野氏(写真右※チェック柄のシャツの男性)が来場するという珍事!?も発生。前回までのイベントにおいてお互い他社批判がすぎたと謝罪する一幕も。ただ、兄貴が今回のセッションの中で製品についてのコメントを求めた際は“ノーコメント”と返答した!