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地震発生直前にカウントダウンでお知らせ

気象庁の“緊急地震速報”に対応した家庭用警報装置が発売に

2007年06月27日 18時47分更新

文● 編集部 橋本 優

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(株)サンシャインは27日、緊急地震速報を利用した警報システム“EQガード”を発表し、記者発表会を都内で開催した。EQガードは業務用と家庭用の2種類があり、家庭用の価格は7万8000円(税抜)。7月10日に予約販売を開始する。

“EQガード”。左が業務用で右が家庭用

“EQガード”。左が業務用で右が家庭用

気象庁が今年10月から開始予定の“緊急地震速報”は、震源に一番近い観測所で地震のP波(初期微動)を感知した場合、被害が予想される各地に大きな地震の揺れが到達する前に地震発生を通知するサービス。すでに一部の事業者(鉄道会社や空港など)に対して提供されているが、10月1日からは一般事業者や個人向けにも提供が開始される

“緊急地震速報”発令のイメージ

“緊急地震速報”発令のイメージ

EGガードはこの緊急地震速報に対応した警報システムで、速報が発せられるとインターネット経由でこれを受信し、“弱震”“中震”“強震”の3段階で地震レベルを知らせるとともに、設定によっては地震到達までのカウントダウンも行なう。

地震速報発令からEQガード発動までのイメージ

地震速報発令からEQガード発動までのイメージ

また、本体前面には通報ボタンがあり、ボタンを押すとあらかじめ登録したメールアドレスに助けを求めるメールを送信する。さらに、接点出力によって地震発生時に、照明の点灯や電子錠の開錠といったことを自動で行なうようにすることもできる。

学校で行なった実証実験の様子

学校で行なった実証実験の様子

業務向けEQガードでは、上記のほか同社の緊急通報システムとも連動できる。例えば学校向け緊急通報システム“スクールガード”は、校内や通学路などで事故にあったり不振人物を見かけたりした時に、携帯リモコンを押すことで学校および警察署などに通報が行く、というものだが、これとEQガードを連携させることで、地震で怪我を負った場合に携帯リモコンのボタンを押すだけで助けを呼ぶことができる。

そのほか、地震発生の際にパソコンを自動的にシャットダウンする機能も搭載。パソコンを安全に停止できるため、データの保護にも役立つという。

サンシャインは主にセキュリティー製品の開発や製造、卸販売を行なう会社。同社は、(社)電子情報技術産業協会(JEITA)の実施した緊急地震速報に関する実証実験に参加し、その内容を元にEQガードを製品化したという。

サンシャインの代表取締役社長である佐々木和男氏

サンシャインの代表取締役社長である佐々木和男氏

同社代表取締役社長の佐々木和男氏は、学校での実証実験の結果から「(警報発令から地震到達までの行動を)訓練することで4秒から5秒完全避難できる」としている。

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