ソニーマーケティング(株)とソニー企業(株)は26日、ソニー(株)の液晶テレビ“BRAVIA”(ブラビア)シリーズのウェブサイト(http://www.sony.co.jp/bravia/)から、東京の銀座ソニービルの壁面の色をユーザーが好きな色に変更して鑑賞できるアートイベント“Live Color Wall Project”(ライブカラーウォールプロジェクト)を27日に開始すると発表した。実施期間は9月26日までで、19時~23時の時間帯で行なわれる。
Live Color Wall Projectは、BRAVIAシリーズの思想“色は、ココロを動かす力”を基に、色に関わる感動体験の場をユーザーに提供するというもの。イベントの名称はBRAVIAシリーズが採用する広色域バックライトシステム“ライブカラークリエーション”から捩っている。
ソニービルの壁面には、2005年11月から合計250個のLEDバックライトがイルミネーションとして採用されており、今回のアートイベントはこのLEDバックライトを制御することで壁面の変色を可能にしている。
イベント実施期間中のBRAVIAシリーズのウェブサイトには、有楽町センタービル(通称:有楽町マリオン)に設置されたウェブカメラでリアルタイムに上映するソニービルと、BRAVIAのテレビCMを画面左上にストリーミング放送する特設サイトが用意される。この特設サイトではマウスカーソルが画面上の色を吸い取るようにして選択する“スポイトツール”に変更され、ユーザーはBRAVIAのテレビCMから好みの色を吸い取り(マウスを左クリックする)、画面上のソニービルに移す(ドラッグ&ドロップする)ことでソニービルの壁面を実際にスポイトツールで吸い取った色に変更できる。色の変化の確認はそのまま特設サイト上で行なえる。なお、BRAVIAのテレビCMの外側の映像(ソニービルや銀座の街並み)からも、スポイトツールで色を吸い取ることが可能だという。
ソニービルに採用されたLEDバックライトは最大1670万色の表示に対応し、一方、特設サイトに採用されたスポイトツールも1670万色の識別が可能だという2点から、ユーザーはソニービルの壁面を1670万色から表現可能としている。