このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

鍛え上げた体、さらに磨きをかけませんか?

ビリーの次は角田師範? DS用の筋肉鍛錬ソフトを使ってみた

2007年06月28日 00時00分更新

文● アスキー・ビリー部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

トレーニングの強度が低い点が残念


 トレーニングの詳しい解説動画があることと、持ち運びに便利なことがこの製品の魅力だが、残念な点も少しある。ひとつは解説を見るときに、動画の早送りや巻き戻しができないことだ。エクササイズの特定の動きだけを見たいと思っても、動画の頭から見直さなければいけないのはストレスを感じる

画面1

角田氏の動きを見ながらトレーニングができる

画面2

目的に合わせた20種類のトレーニングメニューが用意されている

 また、筋トレ初心者向けソフトだからだろうか、トレーニングの強度が低いのも残念な点だ。

 筋トレナビには“逆三角形ボディを作る”“腹を割りたい”など、目的にあったトレーニングメニューがあらかじめ用意されているが、これらは、たった3種類のエクササイズで構成されている。例えば“ケンシロウを目指す”などといった大げさなタイトルのメニューも、実際のトレーニング内容は、ナローグリッププッシュアップ(腕立て)、クランチ(腹筋)、首のトレーニングの3種類のみ。

 「これで、ケンシロウになるのは遠そうだ……」というのが正直な感想だ。



トレーニングメニューにバリエーションが欲しい


 オリジナルのトレーニングメニューを作る機能も用意されているが、こちらも選べるのは3種類のエクササイズのみ。上半身用のオリジナルメニューを組み立てる場合、上腕二等筋のエクササイズを1種、腹直筋を1種、三角筋を1種選んだらそれで終わりなのだ。

 「俺の広背筋はどうすればいいのだ!」と思わず言いたくなる。

 せめてオリジナルメニューでは、もう少したくさんの運動を組み合わさせられるといいのだが。

 このように日々トレーニングを行なっているわれわれビリー部員にとっては多少物足りなく感じる面もないではない。

 しかしながら、それはあくまでも筋トレに対してある程度の経験と知識を持っている人間の感想であり、自己流で筋トレをやっていた人や初心者が、基礎から“トレーニングの正しいやり方”を学ぶには、うってつけの製品だと思う。

 まずは筋トレナビで基本的なことをマスターする。その後は筋トレナビに頼らず、自分で好きなようにメニューを組み立てていく。持ち運びが用意で、動画で動きが学べる、そんなDSの強みを生かしながら、少しずつステップアップしていくといいだろう。

 筋トレとは、終わることのない自分との戦いなのだ。

■関連サイト

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

アスキー・ビジネスセレクション

ASCII.jp ビジネスヘッドライン

ピックアップ