押忍!! 俺たちアスキー・ビリー部! ビリー隊長を敬愛し、日々『ビリーズブートキャンプ』で体を鍛え上げることを日課としている。そんな俺たちに、内角高め、思わず手を出してしまいそうな一球が投じられた。
それは、角田信朗氏が監修したニンテンドーDS用ソフト『カッコよくなろう 角ちゃん式 筋トレナビ』だ!(関連記事) 最近ではタレントとしての活躍が目立つ角田氏だが、実は正道会館空手の最高師範にして、K-1ファイターの顔も持つ生粋の格闘家。その角ちゃん(失礼!)が、直々に筋トレを指導してくれるとは、相手にとって不足はない。さっそく検証を行なってみたい。
知ってるか? 正しい“筋トレ”のやり方
筋トレにおいて重要なことは、いかに“正しいフォーム”で、ターゲットとなる筋肉を“意識”できるかだ。
腕立てや腹筋など、誰もが知っているようなトレーニングでも、正しいフォームで行なえる人は意外と少ない。例えば、腕立ては本来“胸の筋肉を中心に鍛えるエクササイズ”だが、初心者は胸の筋肉ではなく、腕の筋肉に意識がいってしまいがちだ。腹筋に関しても、フォームを知らないと反動や足の力に頼ってしまったり、腰を痛めてしまうこともよくあるのだ。
筋トレナビでは、こうしたエクササイズの正しいやり方をかなり詳しく解説している。筆者は「この手のソフトは子供だましのものが多いのでは?」という偏見があったのだが、角田氏の解説は決して手を抜いたものではなかった。これなら正しいフォームをマスターしやすいだろうというのが正直な感想だ。DSなので場所を選ばず、持ち運んで運動ができるというのも魅力のひとつと言えるだろう。