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ドライブから登山まで、実際に使ってみました

ハンディーGPS『Mio DigiWalker』で富士山を目指す

2007年06月29日 10時00分更新

文● 垣内吾郎

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文● 垣内吾郎

強い日差しの下でも見やすい液晶


お店を出ると、5月の強い日差しが照りつけていたが、輝度も十分なMioの液晶モニターならバッチリ画面を読める。富士山の五合目まで車で向かったが、Mioを見ているとぐんぐん標高が上がって行くのがリアルタイムにわかって面白い。高度情報は小さなトリップに大きな臨場感を与えてくれると実感した。

ついに五合目に到着。歩いて利用することを考えて開発された専用の防水パックにC325を入れて、さぁスタート。まずは、小御岳神社で安全を祈る。頂上までは、3.7kmほどの距離だと、C325が教えてくれる。紙のマップでは、具体的な距離は分かり辛いものだが、標高と距離をデジタル表示してくれるハンディGPSは、やはり分かりやすく頼もしい道具だと思う。見上げれば、すぐガスに包まれた富士山、気温はすでに3度……。嫌でも気が引き締まる。できれば、富士の山頂で夕陽を拝んでみたい。

C325を携帯 お参り
富士五合目からは、徒歩に強いC325を携帯小御岳神社をお参りして、富士登山を目指す


なんと驚愕のオチが……


が、登山道入り口でこの目論見は見事に打ち砕かれた。閉鎖されているのですよね、登山道が! 考えてみれば、山開きは例年7月1日。それまでは入山禁止です。ホッとしたような、拍子抜けしたような……。仕方が無いので、周辺を軽く散策して帰路へ。今回の到達点は、標高2295メートル。

標高データを表示
現在の標高データが表示されるので、後どのぐらい登らなくてはならないかも分かりやすい
山開き前 残念ながら、山開き前だったことを失念……
ガスに煙る登山道を入り口から眺めた ガスに煙る登山道を入り口から眺めただけに留まった。カッコ悪ぅ

快適に高速道路を飛ばし、都内に入る頃には、綺麗な夕焼け。夜間のドライブでもバックライトの光量も十分。クルマに歩きに、魅力的な2機種のハンディナビ。自分なら、どちらを選ぶかとっても悩ましい。そうか、普通の車載ナビを買ったつもりで2台という選択もあるよね。それでも十分お買い得な価格設定なのだから。

周辺情報を確認 夜間も確認しやすい
周辺情報を確認して、カフェへ立ち寄り帰路へ。夕闇迫る頃、都内に向かった。夜間も確認しやすいモニタに感心

(次ページに続く)

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