キーワード検索は、日本語の入力に非対応
キーワード検索に関しては、現状ではアルファベットと数字しか入力できないため、日本で使う分には不便だ。理由に関しては不明だが、日本語で検索する際に必要になる変換ソフトがApple TVには用意されていないためではないかと想像する。
ちなみに、Rimoではミュージックビデオや動物など、ジャンルごとに動画を再生する仕組みが用意されているが、Apple TVではいまのところジャンル表示は非サポート。ウェブサイトのYouTubeと同様、再生中の動画に関連した動画リストが表示されるので、それを利用して似た内容のコンテンツを探すといった使い方ができる程度だ。
動画の再生に関しては、基本的に1本単位となっている。ビデオを流しっぱなしにして、環境動画のように使うという利用スタイルは、今のところ実現できない。
ログインすればビデオのレーティングも可能
そのほか、あらかじめパソコン側でYouTubeのアカウントを取得しておけば、Apple TVでID/パスワードを入力してログインできる。ログインすると、視聴している動画に対してレーティングを行なったり、よく使う項目としてお気に入りに追加することができるようになる。
ただし、パソコンのウェブブラウザーでログインした場合とは異なり、自分の投稿した動画の一覧を見る機能が用意されていなかったり、コメント機能も利用できないなど、機能が絞り込まれている感じだ。特にコミュニティー機能に関しては、弱い部分に感じるが、このあたりの機能は今後のバージョンアップで強化されていくのだろうか?
さりげなく日本版iTunes Storeの試聴に対応
今回のバージョンアップ後、設定画面に“iTunes Store”の項目が追加され、国を選べるようになっていた。「ついにApple TVで楽曲や動画の購入ができるようになったのか」と編集部が一瞬わいたが、これは各国のiTunes Storeで提供されている楽曲とミュージックビデオの試聴ができるようになっただけのようだ(今までは米国版iTunes Storeのみ)。
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