インターネット知的財産権侵害品流通防止協議会(CIPP)は19日、公式サイト(http://www.cipp.jp/)を設立し、活動目的や成果の報告、参加メンバーの活動概要の紹介などを開始したと発表した。
CIPPは、インターネット上での知的財産権侵害品(海賊版や模倣品など)の流通防止を目的に、2005年12月に設立された民間組織。権利者(団体)とオークション事業者によって構成されている。
今回の公式サイト立ち上げによって、インターネットオークションに出品される海賊版や模倣品が、オークション事業者によって出品情報の削除される際の基準、ならびに権利者が取るべき施策や行動などを定めた“知的財産権侵害品流通防止ガイドライン”を作成するとともに、新規参加メンバーの募集を行ない、よりいっそうの知的財産権侵害品の流通防止に努めるという。