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再生プラグイン『PiyoCast』を先行無料配布

ぴよまるソフトウェア、著作権のある楽曲をポッドキャストで配信する『PiyoCast Maker』を開発

2007年06月18日 23時22分更新

文● 編集部 永水和久

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ぴよまるソフトウェアは17日、米アップル(Apple)社のジュークボックスソフト“iTunes”を利用して、著作権のある楽曲をポッドキャスティングで配布可能にするソフト『PiyoCast Maker』(ぴよきゃすとめーかー)の開発と、PiyoCast Makerで開発したコンテンツをQuickTime Playerで再生するためのプラグイン『PiyoCast』のv2.0(α版)の無料配布を開始したことを発表した。サンプルコンテンツは公式サイト(http://www.piyocast.com/)で公開している。

PiyoCast Makerは、ポッドキャストコンテンツに、楽曲ファイルの代わりに楽曲情報を収録させる(楽曲データそのものは収録しない)。PiyoCastをインストールしたパソコンでは、PiyoCast Makerで収録した楽曲情報を元に、聴取するユーザーのiTunesに同じ楽曲がある場合はその楽曲を聴取するユーザーのiTunes用データからQuickTime Playerで再生し、楽曲がない場合は米アップルのコンテンツ配信サービス“iTunes Store”からサンプルをQuickTime Playerでストリーミング再生する、というもの。同社では、楽曲ファイルそのものを複製、および公衆に向けて送信するわけではないなどの理由から、著作権のある楽曲でも一般ユーザーがポッドキャストで利用可能になると説明する。

作成ソフトPiyoCast Makerのリリースに先行して、まず再生用プラグインのPiyoCastを公開した理由について、ぴよまるソフトウェアの長野谷(ながのや)氏に聞くと、「PiyoCast Makerの価格や発売時期はまだ未定です。しかし、開発中の段階で、一部からサンプルコンテンツの開発に興味があるという声をもらっていることと、こちらとしても一般ユーザーの方々からどのような反応があるのかを早い時期から知りたいということもあり、再生用プラグインのα版を公開した。サンプルコンテンツも随時公開していく予定」と答えた。サンプルコンテンツの開発希望者は、公式サイト(http://www.piyocast.com/)から問い合わせることで個別に対応するとしている。

PiyoCast Makerの開発経緯について聞くと、「日本のポッドキャストは、音楽番組以外のコンテンツでは、ガレージバンドなどのループ素材ひとつを繰り返し再生しているものや、無音のものが多い。アメリカでは、ポッドキャスト用に著作権の問題をクリアーした楽曲がポッドセーフという形でアーティスト側から公開する動きがあり、一般ユーザーが広く利用している。日本ではアーティスト側からこういった動きがまだ少ないため、別の形がないかと考えた」と述べた。

iTunes Sotreからサンプルを再生する仕組みを採用していることから、マッシュアップ的な取り組みの予定も聞いたところ、「将来的には、PiyoCast Makerで作成したコンテンツから、iTunes Storeの楽曲を購入できる仕組みなども考えている」と展望を述べた。

PiyoCastの対応OSはMac OS X 10.4.9以降。対応するiTunesのバージョンは7.2以降で、インターネット接続環境が必要。

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