日立マクセル(株)は18日、全国100校の小学校を対象に、小学1年生の持つ防犯ブザーの電池残量をチェックし、必要があれば交換用の電池を無償提供するキャンペーンを実施すると発表した。応募期間は今月20日から9月20日を1期、9月21日から12月20日を2期として、各50校(予定)で実施する。1年生の児童数や使用する電池の種類・個数を申請すると、それに合わせて日立マクセル製の電池が提供される。
このキャンペーンはこれが第3回の実施となる。2006年7月から8月に第1回を92校/約6200名に対して(提供実績は単4形アルカリ乾電池を約1万1900本、酸化銀電池SR44を約1100個)、2006年12月から今年2月に第2回を134校/約9000名に対して(酸化銀電池SR44を約2万7800個、リチウムコイン電池CR2032を約50個)、それぞれ実施している。
万一の時に、防犯ブザーが電池切れで使えなかったといった悲劇をなくすために、電池の残量チェックの重要性を周知徹底するために実施しているという。同社では、防犯や子供たちの安全に役立つ情報発信サイトとして“KIDSわんだーらいぶらりー”(http://www.maxell-kids.com)も併せて公開しており、防犯ブザーの定期的なチェックや電池交換に関する啓発活動を行なっている。