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ポルカ役の平野 綾さんも登場!

マイクロソフト、Xbox 360用RPG『トラスティベル』完成記念パーティーを開催

2007年06月14日 17時34分更新

文● 編集部 飯塚岳史/太田 渉

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マイクロソフト(株)と(株)バンダイナムコゲームスは13日、Xbox 360向けロールプレイングゲームソフト『トラスティベル ~ショパンの夢~』の本日(14日)発売に合わせた完成記念パーティーを開催した。

トラスティベル

13日に開催された“トラスティベル 完成記念パーティー”

トラスティベルは、2006年12月にマイクロソフトから発売された『ブルードラゴン』に続く、半年ぶりとなる大作RPG。ブルードラゴンと同じく、HDDなしのコアシステムパックにゲームソフトと特典を同梱した『コアシステム プレミアムパック』(関連記事)が発売されるなど、マイクロソフトの本ソフトに対する期待の大きさがうかがえる。

プレミアムパック

会場に設置されていたプレミアムパック一式

パーティーではまず、バンダイナムコゲームス 代表取締役副社長の鵜之澤 伸(うのざわ しん)氏が登場。同社にとって、トラスティベルは久々のオリジナルRPGであり、ボーナスシーズンでの“目玉”ということで、大きな期待を寄せていた。

今年の夏のボーナスシーズンの目玉はトラスティベル

鵜之澤氏

バンダイナムコゲームス 代表取締役副社長の鵜之澤 伸氏

ゲームに対しては、「ハイビジョンはすごい。こんなに変わるんだ、と思わせてくれるソフト」と述べ、「明日、また発表があるけど今日は言えない。これからもいっぱい出るけど、やはりそれも言えません」ということで会場のユーザーの期待感をあおっていた。

発売済み

これらはすでに発表済みだが、今年発売予定の同社ソフト。『ガンダム オペレーショントロイ』については「もうしばらくお待ちください」とのこと

さらに、マイクロソフト 執行役 ホーム&エンターテイメント担当 Xbox 事業本部長の泉水 敬(せんすい たかし)氏も登場し、鵜之澤氏とのかけあいによるトークを開始した。

泉水氏

マイクロソフト 執行役 ホーム&エンターテイメント担当 Xbox 事業本部長の泉水 敬氏

泉水氏は「トラスティベルは待ちに待ったソフトであり、非常に期待している。我々もプレミアムパックを用意して、応援させていただいております」と述べた。また、バンダイナムコゲームスが1月に発売した『アイドルマスター』にて、ダウンロードコンテンツの売り上げが1億円を超え、マイクロソフトポイントの売り上げも合わせて急激に向上したことについて、「まったくの新しいビジネスモデルでしょう」(鵜之澤氏)と語った。

2人

普段から仲のいい2人らしく、花束贈呈からトークまでも漫才の掛け合いのように行なわれていた

最後に鵜之澤氏より「次世代機になって大きく変わったのは、表現力が変わったのと、オンラインを含めたサービスで世の中が変わったこと。トラスティベルに関しては、続編を作れるようにみなさんの応援をよろしくお願いします」とまとめた。


詩的・哲学的なテイストでメッセージ性を

野口氏

プロデューサーの野口伸二氏

初芝氏

開発を担当したトライクレッシェンドの初芝弘也氏

次に本作のプロデューサーを務めたバンダイナムコゲームスの野口伸二氏と本作のディレクターであり、シナリオから開発まで担当した(株)トライクレッシェンド 代表取締役社長の初芝弘也氏が登場し、初公開となるゲーム開始直後のムービー、チュートリアルを合わせた、システムの説明を行なった。

花畑

物語はテヌート村の花畑から

ムービーでは、始まりの村“テヌート村”の花畑から始まる。初芝氏によると、ここでこだわったのは花畑の色合い。「さまざまなパターンで色を合わせて、一番よく見える色にした」という。また「花びらをたくさん出したかった」として、「Xbox 360のパワーを十分に活用して、1つ1つをきちんと動かしている」と説明した。

また、物語冒頭のムービー内にて、中心人物であるポルカとポルカの母親が花畑を歩くシーンでは、意味深な会話がなされるが、こういった詩的かつ哲学的なセリフなどを多く含むことにより、プレイヤーに投げかけるようなメッセージ性を出している。また、初芝氏によると、トラスティベルのシナリオの大半は2001年にできており、構想を含めると7年にもなるという。

ポルカ

冒頭のムービーのポルカは4歳。ゲーム開始時の10年前の話となる

話

母親の話は、深い何かを感じさせるものとなっている

続いて、最初の戦闘シーンでは“チュートリアル”として、ポルカが戦闘中の動き方を説明してくれる場面を見せた。初芝氏はこれを受けて「すごく簡単に遊べるバトルシステムなので、ぜひとも遊んでみてください」と会場に投げかけた。

ポルカ

やや説明口調なポルカ。こうして1つ1つ細かくやり方を教えてくれる


すごく健気で演じながら励まされる(平野綾さん)

ゲストの3人

ゲストの平野綾さん(左)、桜庭和志さん(中)、山本梓さん(右)

野口氏と初芝氏によるシステム説明の次は、本作の重要なファクターであるサウンドを担当した、桜庭 統(さくらば もとい)氏、スペシャルゲストとしてポルカ役を務めた声優の平野 綾さん、ショパンを題材にしているということで、ピアノ歴18年というタレントの山本 梓さん、試合前の計量時にXbox 360本体とコントローラーを持ち込んだ、ゲーム好きで知られる格闘家の桜庭和志さんが登場し、トラスティベルおよびゲームに関するトークを繰り広げた。

平野綾さん

ポルカ役を務めた声優の平野 綾さん。“涼宮ハルヒの憂鬱”の涼宮ハルヒ役や“DEATH NOTE”の弥海砂役などでおなじみ

平野さんは、ポルカという役を演じたことについて、「すごくしっかりしている子なんですけど、しっかりしすぎて声の年齢が上がってしまわないように気を付けました。あと、ポルカがすごく健気なので、演じながらも自分が励まされているような気分になりました」と語った。

山本梓さん

タレントの山本 梓さん。3歳のころからピアノを習っていたが、最近は忙しくてなかなか弾けないという

山本さんは、トラスティベルをプレイした感想として「本当にもうゲームが始まっているのかな? と思うくらい画面がきれい。戦いになってもポルカがきちんと教えてくれるので、女の子でも楽しめると思う」と好印象。また、自身についても「もうゲームが好きで、ボーッとしたいときによくやっています。あと、家族と一緒にやることもありますね」と会場を和ませていた。

トラスティベル特注マスクを被って登場した格闘家の桜庭和志さん。かなりのゲーム好きだという

両サイドに“Xbox 360”“トラスティベル”と書かれた特注のマスクを被って登場した桜庭(和)さんは、トラスティベルについて「ハマりそう」と一言。あとは言葉いらない、といった感じだった。また、物議をかもした計量時のXbox 360本体持ち込みの件については、「ただのネタではあるんですけど、なんか持っていこうと思って、部屋をパッと見回したらXbox 360があったんで、そのまま持って行っちゃいました」と会場を沸かせていた。さらに自身のゲーム好きを表わすエピソードとして、「アメリカで試合をするときも必ずゲーム機を持っていく」という。しかし、アメリカに持っていったものの、向こうのホテルのテレビには入力端子がなかったので「テレビをその場で買っちゃいました」という一途な面も覗かせた。

桜庭 統さん

“テイルズ”シリーズや“ヴァルキリープロファイル”などのサウンドを手がけている桜庭 統さん

本作のサウンドを担当した桜庭(統)氏は、バンダイナムコゲームスの人気シリーズ“テイルズ”シリーズのサウンドを担当している、ファンにはおなじみのサウンドクリエイター。ロック調サウンドのイメージが強いが、初芝氏からは「ロックではなく、オーケストラでやってほしい」と言われ、「ぜひ」と答えたという。桜庭氏はトラスティベルのサウンドに関して、「ロックだとかなり派手になってしまうが、トラスティベルは絵がやわらかいので、得意のロックは封印して、オーケストラでやわらかい感じを演出している」と述べた。


1年後にブレイクしていそうな人ということで平野さんにお願いした

ここで初芝氏、野口氏による「なぜ平野さんをポルカ役に選んだのか」という質問に対する回答がされた。RPGで必要な声優さんはアニメとはちょっと違い、大事なのは“キャラのイメージ”と“演技力”、それに“かけ声がきっちりとできる人”だという。これを踏まえていくつか候補を挙げ、社内のメンバーに「1年後にブレイクしていそうな人は誰? と聞いて回ったところ、「それは平野綾さんでしょう」と口を揃えて言ったので決めた」と説明した。これは平野さんも初めて聞いたらしく、驚きつつも非常に感激していた様子だった。

トークセッション後は、山本さんによる生ピアノ演奏も披露された。演奏したのは「別れの曲」で、作曲者はもちろんショパン。演奏後、山本さんは「すごく緊張してたくさん失敗しちゃいました」と言っていたが、桜庭(統)さんからは「やはりこうしてピアノを弾いて、絵になる人はいい」と会場も一致のコメントを寄せていた。

ピアノ演奏

山本さんが素晴らしいピアノの腕を披露。その表情は真剣そのもの

さらに本作のナレーターを務めた俳優の森本レオ氏からのビデオレターも披露された。森本氏はナレーションを収録する際に、「少し魔法な感じなでお願いします」と言われたが、「魔法な感じってなんだ!?」と困惑し、「四次元っぽいのというイメージで収録していたが、どうしても三次元に戻ってしまい、三と四を行ったりきたりしていた」と苦労した点を伝えていた。また、ゲーム全体のイメージとしても、「なぜか見てると胸が痛くなるような切なさがあり、21世紀に対する深い祈りのようなものが感じられる作品です」と、作品のメッセージ性について語っていた。

森本氏

ビデオレターでの出演となった森本レオ氏

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