ソフトバンクモバイル(株)は13日、同社の3G携帯電話機のアドレス帳データをネットワーク上のサーバーで保存できるサービス“S!アドレスブック”について、“迷惑メール対策機能”や“災害時向けの機能”を7月下旬以降に追加すると発表した。
新たな機能として、迷惑メール対策では“ともだちメール安心設定(S!アドレスブック フィルタ)”を提供する。登録されたメールアドレスからのメールを受信した際に、迷惑メール対策用のメールフィルター通過して受信できる機能(いわゆるホワイトリスト機能)で、これにより、登録されていないアドレスからのメールを一括拒否するなども可能となる。
災害用の機能としては、“安否情報お知らせ機能”を提供する。これは、ネットワークサーバー上に保存したアドレス帳のEメールアドレスあてに、簡単な操作で災害用伝言板にメッセージが登録されたことを通知できる機能。すでに“災害用伝言版サービス”にて提供中の“自動Eメール送信機能”にて設定した宛先に加えて送信できるという。なお、この送信についての料金は無料。
S!アドレスブックの対応機種は、現在では新機種を中心とした端末に限られている。利用には月額105円のオプション料金が必要となる。