このページの本文へ

ナナオ、Adobe RGB比96%の24.1インチワイド液晶ディスプレー『EIZO ColorEdge CG241W』を発売

2007年06月13日 21時45分更新

文● 編集部 若林健太

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)ナナオは13日、ディスプレー内部の表示回路を制御することで直接ディスプレーの色表示を調節する“ハードウェア・キャリブレーション”に対応した液晶ディスプレー“ColorEdge”シリーズの新機種として、Adobe RGB比96%の広色域表現に対応した24.1インチワイドモデル『EIZO ColorEdge CG241W』を29日に発売すると発表した。価格はオープンプライス。直販サイト“EIZOダイレクト”での販売価格は、単体が18万8790円、キャリブレーションセンサーとのセットモデルが20万9790円。

EIZO ColorEdge CG241W

EIZO ColorEdge CG241W

EIZO ColorEdge CG241Wは、2006年5月に発表された『EIZO ColorEdge CE240W』(関連記事)の後継機種。CE240WのsRGBに代えてAdobe RGBの色空間を採用することで表示可能な色域を拡大したほか、液晶画面全域の輝度・色度の均一性を保つという“デジタルユニフォミティ補正回路”を搭載し、液晶ディスプレーでは不可避とされている輝度ムラや色度ムラの低減を図ったのが特徴。また、CE240Wでは非対応だった縦表示にも対応する。さらに、色弱者の色の見え方をシミュレートするWindows/Mac OS X用ソフト『UniColor Proを新たに同梱し、CE240Wでは別売りオプションだった遮光フードも専用のものを同梱している。

対応OSはWindows Vista/XP/2000、Mac OS X 10.3.9以降。

解像度は1920×1200ドット。コントラスト比は850:1、輝度は300cd/m2、応答速度は黒→白→黒で16ms、中間階調で6ms。視野角は上下左右ともに178度。インターフェースは映像入力としてDVI-I(HDCP対応)×2を搭載するほか、Hub機能に対応したUSB 2.0端子×3(うち1つはアップストリーム)も装備する。チルト角は上40度、スイーベルは左右ともに35度に対応。VESAマウントは100mm。本体サイズは幅571×奥行き347.6×高さ544(462mmまで調整可能)mm(スタンド、フードを含む)。電源は内蔵ACアダプター(AC100~240V)を利用し、消費電力は110W(節電時2W以下)。キャリブレーションソフトは『ColorNavigator CE』が付属するが、同社では今後ソフトのバージョンアップを予定しているという。ColorNavigator CEの対応OSはWindows Vista/XP/2000、Windows XP x64 Edition、Mac OS 9.2.2、Mac OS 10.2以降。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン