ソフトバンクモバイル(株)は7日、3インチワイドVGA(480×800ドット)液晶パネルとディスプレー部分を90度回転できる“サイクロイドスタイル”を採用したワンセグ対応の携帯電話機『SoftBank 912SH』を今月9日に全国一斉発売すると発表した。
SoftBank 912SHはシャープ(株)製の携帯電話機。同社のワンセグケータイとしては定番の、ディスプレー部分を90度回転させて横画面で視聴できるサイクロイドスタイルを採用している。ワンセグ機能では、視聴中の着信は番組を一時的に記録して通話終了後に再生できる“タイムシフト再生”が可能で、録画した番組をパソコンに転送して再生とデータ管理ができるソフトウェアも付属する。
また、ワンセグ受信とメール作成を同時に行なえる“2画面同時表示”など、ユーザーインターフェースも進化している。音声は、BluetoothのA2DPおよびAVRCPプロファイルに対応し、Bluetooth対応ヘッドセットを利用すればワンセグの音声をワイヤレスで聴取できる。
そのほかの機能以外としては、下り3.6Mbpsの高速データ通信サービス“3Gハイスピード”(HSDPA)に対応するほか、カメラはオートフォーカス機構付きの320万画素CCDセンサーを搭載する。なお、対応ネットワークはW-CDMAのみで、海外での利用はできない。
本体スペックは、サブディスプレーに0.8インチ(96×39ドット)の有機ELパネルを採用。連続通話時間は約270分。連続待受時間は約370時間。サイズは幅約50×奥行き23×高さ108mm、重さは約144g。ボディカラーは“メタルグレー”“メタルブラック”“ホワイトシルバー”“メタルブルー”“メタルレッド”“メタルピンク”の6タイプとなる。
また、同社はすでに発売中の『SoftBank 705NK/Nokia N73』(ノキア・ジャパン(株)製)に新色を追加して9日に発売すると発表した。新たな色は“コーラルピンク”で、既存の3色と合わせて4色から端末を選ぶことができる。
なお、この新色発売に合わせて、SoftBank 705NK/Nokia N73の購入者に限定スイーツがあたる“有名パティシエが作る!“スイーツ4(for)ユー”キャンペーン”を今月15日から8月20日まで実施する。