(株)東芝は4日、ノートパソコン搭載用に薄型化されたHD DVD-RWドライブ『SD-L912A』を世界で初めて製品化し、7月にサンプル出荷を開始すると発表した。
SD-L912Aは厚さ12.7mmと、ノートパソコンに内蔵可能な薄さの記録型HD DVDドライブ。トレイ式で、インターフェースはATAPI。重量は約170gとされている。
HD DVD-R/-RWの記録再生が可能で、対応するメディアと速度は以下のとおり。
- 記録
- HD DVD-R DL/-RW DL/-RW:1倍速、HD DVD-R/-RW:2倍速、DVD-R DL:最大2倍速、DVD+R DL:最大2.4倍速、DVD-R/±RW:最大4倍速、DVD-RAM:最大3倍速、CD-R:最大16倍速
- 読み出し
- HD DVD-R DL/-RW DL/-RW:1倍速、HD DVD-ROM/-R:2.4倍速、DVD:最大8倍速、CD:最大24倍速
5日から台湾台北市にて開催されるパソコン関連の展示会“Computex 2007”に出展するとしている。価格については未公開。