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シリーズ【疑問】 第4回

ドコモ“2in1”にまつわる10の疑問

2007年06月02日 00時00分更新

文● 編集部

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2in1に関する、細かな疑問にお答えします


発表会

2in1は“DoCoMo 2.0”の目玉だ(904iシリーズの製品発表会から)

Q1 ドコモのケータイを2台持っているが、1台を解約して2in1を利用したい。番号を継続できるか?
A1 解約した番号は、無料でBモードの番号に割り当てられる。ドコモと他社のケータイを持ってる場合は、MNPを利用して、他社の番号をBモードの番号へ移すことも可能だ。

Q2 ドコモのケータイ2台を2in1で1つにまとめたい。“(新)いちねん割引”に加入しているが、解約金3150円は発生するのか?
A2 解約金は一時保留扱いとなる。もともとの(新)いちねん割引の更新月まで2in1を利用すれば、解約金は発生しない。ちなみに、解約したほうの使用継続年数はリセットされてしまうので、長く使用しているほうの番号を残したほうが料金は安くなる。

Q3 AモードとBモード、使える機能は同じ?
A3 若干異なる。一番の違いはメール機能で、Bモードのメールはウェブメールでの提供になる。Bモードの受信ボックスに届くのは、着信を知らせるURL付きのメールのみで、実際に届いたメールを見るにはウェブ画面に接続しなくてはならない。また、海外ローミングやプッシュトークも利用できない。SMSに関しては受信はできるが送信はできない。

Q4 ウェブメールの通信料は?
A4 通常の携帯メールの料金は、受信が2.9円、送信が2.5円だが、ウェブメールはこれよりも割高になる。全角100文字のメールを1件読む場合、最低でも21円かかる計算だ。ドコモはウェブメールのやりとりが多いユーザーには、パケットパックやパケ・ホーダイへの加入を勧めている。

Q5 請求書を分けることはできるか?
A5 月額157.5円のオプションで“正請求書”とは別に、Bモードの通話料と通信料のみが記載された“副請求書”を発行してもらえる。正請求書には、基本使用料のほか、AモードBモードそれぞれの通話料と通信料が記載されている。また引き落とし口座を分けることもできる。

Q6 電話帳の扱いはどうなる?
A6 A、Bそれぞれ独立した電話帳を持てる。異なるモードの電話帳を参照したり編集することはできない。登録件数に関しては、端末の最大登録件数を2つのモードで共用するかたちになる。

Q7 電話の着信時、ABどちらの番号にかかってきているのかを区別できる?
A7 着信音などで区別できる。異なるモードの電話帳に登録されていてる番号からかかってきた場合、名前は表示されない。

Q8 Aモード利用中に、番号B宛てに電話がかかってきた。着信履歴はどちらに残る?
A8 Bモードの着信履歴に残る。

Q9 休日だけ、仕事用の番号をオフ(着信しないよう)にすることは可能か?
A9 片方の電源を物理的にオフにするような機能はないが、留守番電話の機能で代用できる。着信があった際に留守電に切り替わる時間は、A/Bモードでそれぞれ違った設定にできるので、着信を受けたくない番号の設定を0秒にすればいい。

Q10 似たようなサービスに“ナンバープラス”や“マルチナンバー”があるが、これらと2in1との違いは?
A10 ナンバープラスは、月額315円で着信用の番号が持てるサービス。追加した番号で電話をかけることはできない。マルチナンバーは、月額525円で発信と着信両方に使える番号を持てるサービス。ただし、追加できるのは電話番号のみで、メールアドレスを増やすことはできない。2in1は月額945円で電話番号とメールアドレスも追加できる。

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