ニフティ(株)は31日、同社のインターネット総合サービス“＠nifty”(アット・ニフティ)において、ビジネスパーソン向けサービスとして、仕事に役立つ情報や機能を提供するポータルサイト“＠niftyビジネスβ”と、ビジネスパーソン同士で交流できるSNS“ビジネススペースβ”を本日提供開始したと発表した。
＠niftyビジネスβは無料で利用でき、会員登録も不要。ビジネススペースβは、同社のインターネット接続サービスユーザー(＠nifty IDユーザー)、有料コンテンツサービスユーザー(nifty ID登録ユーザー)、および無料会員登録制度“PLEASY”の利用者でクレジットカード情報を登録しているユーザーが利用できる。
＠niftyビジネスβ
＠niftyビジネスβは、仕事に役立つ経済・IT・政治・社会・海外などのニュースの配信や、ニュースや新聞で話題となっているキーワードをビジネスの切り口でランキング表示する“ビジネストレンドワード”が閲覧可能なポータルサイト。ビジネストレンドキーワードは、＠niftyのブログサービス“ココログ”や検索サービス“＠search”、ブックマークサービス“ニフティクリップβ”などと連携しており、各キーワードのブログでの記述やクチコミ情報などを一覧表示できる。また、世界26都市の時刻を切り替え表示できる“世界時計”やほかのユーザーとスケジュールの共有が行なえる“スケジュール調整機能”も備えている。さらに、企業情報、新聞のクリッピングサービス、マーケティングデータなど、有償で利用できるコンテンツも用意されている。
ビジネススペースβ
ビジネススペースβは、ビジネスパーソン同士の交流を目的としたSNS。サービス利用開始時に入力するプロフィールに基づき、自分のプロフィールに合ったコミュニティーに自動的に参加できる機能を備えているのが特徴。また、企業・団体・著名人とのパートナーシップにより、各パートナーの持つウェブサイトや媒体と連携した“オフィシャルコミュニティ”も用意されている。オフィシャルコミュニティのジャンルとしては、“セキュリティ”“個人情報保護”“新興市場”“セカンドライフ”“インターネット基礎知識”“仕事と家庭/生活のバランス”“アフター5のビジネスマナー”などがあるという。さらに、実際のビジネスシーンのような交流をインターネット上で行なえる“オンライン名刺機能”も備えている。
ビジネススペースβは、携帯電話機からも閲覧やレポート(一般的なSNSで日記に当たるもの)/コミュニティーのトピックの投稿が可能(http://space.business.nifty.com/mobile/)。同社で対応を確認している機種は、(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモの『F903i』『P902iS』、KDDI(株)の『W51CA』、ソフトバンクモバイル(株)の『911SH』の4機種となっており、そのほかの機種では正常に利用できない場合があるという。なお、同社では動作確認を進めており、対応機種が確認でき次第、随時追加していくとしている。
