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メモステモデルは重量約370g!

ソニー、AVCHD録画対応のHDDビデオカメラ『HDR-SR7』などを発表

2007年05月29日 15時00分更新

文● 編集部 小西利明

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ソニー(株)は29日、ビデオカメラ“ハンディカム”ブランドの新製品として、ハイビジョン(HD)品質で高圧縮の映像を録画できる“AVCHD”規格に対応したHDDビデオカメラ『HDR-SR7』『HDR-SR8』と、メモリースティックビデオカメラ『HDR-CX7』を発表した。高画素CMOSセンサーによる高精細な映像と、本体の小型軽量化を特徴とする。価格はオープンプライス。

お詫びと訂正:掲載当初、タイトルに『HDR-SD7』と記載していましたが、正しくは『HDR-SR7』でした。ここに訂正するとともに、お詫びいたします。(2007年5月30日)

60GBのHDDを内蔵するAVCHD対応ハイビジョンハンディカム『HDR-SR7』

60GBのHDDを内蔵するAVCHD対応ハイビジョンハンディカム『HDR-SR7』

新しいハンディカム3製品は、今年1月に発表された、AVCHD対応DVDビデオカメラ『HDR-UX7』(関連記事)と同等の撮像素子や光学系を使用した、HDD版またはメモリースティックPROデュオ版のビデオカメラといった製品である。そのため、AVCHD対応や撮像素子、光学系に関しては3製品共通の特徴を持つ。レンズにはカールツァイス“バリオ・ゾナー T*(ティースター)”レンズを搭載。光学10倍ズーム機能と光学式手ぶれ補正機構を備える。

最大の特徴は、1/2.9型CMOSイメージセンサーを利用した高精細の映像録画にある。動画撮影時には、フルHD解像度を超える約460万画素(2848×1602ピクセル)もの画素数で信号処理を行ない、映像処理回路で1440×1080ピクセル(アスペクト比は16:9)の映像を生成する。これにより、精細感の高い映像を実現するとしている。2006年7月に発表された同社初のAVCHD対応HDDビデオカメラ『HDR-SR1』(関連記事)と比較しても、動画撮影時の有効画素数はSR1の143万画素に対して、新製品では228万画素に向上している。また、暗所での感度を示す最低被写体照度は5ルクスと、SR1の11ルクスから大きく向上。暗い場所での撮影にも強い。

また、高画素CMOSセンサーの特徴を生かして、静止画撮影画素数も高画素化を実現している。静止画単独での撮影時は、有効画素数約610万画素相当での撮影が可能。動画撮影中の静止画同時記録でも約460万画素、記録した動画から付属ソフト(後述)を用いてパソコン上で任意のカットを静止画にする場合でも、約300万画素相当と、デジタルカメラ並みの高画素で静止画を記録できる。

HDDビデオカメラとしては最大の100GB HDDを内蔵する『HDR-SR8』

HDDビデオカメラとしては最大の100GB HDDを内蔵する『HDR-SR8』。ボディーカラーは異なるが、サイズや重量、機能はSR7と同じ

記録メディアには、HDDモデルのSR7が60GB内蔵HDD、最上位機種のSR8では100GBもの内蔵HDDを搭載している。メモリースティックモデルのCX7は、最大で8GBのメモリースティックPROデュオに対応する。HDDモデルはその大容量を生かした長時間録画が可能である。最高画質(XPモード、AVCHD、平均15Mbps VBR)の場合、SR7で8時間、SR8では13時間30分。LPモード(AVCHD、平均5Mbps VBR)ではSR7で22時間50分、SR8では38時間10分の録画が可能となっている。CX7は8GBのメモリースティックPROデュオ使用した場合、XPモードで1時間、LPモードでは2時間55分の録画が可能だ。映像の記録方式は両タイプとも、AVCHDとSD品質のMPEG-2の2種類が選択できる。

ボディーの小型化も大きな特徴である。SR7/8は重量約610gで、前述のSR1と比べて105gほど軽量化がなされている。本体サイズは幅75×高さ81×奥行き149mmで、特に奥行きは、SR1と比べて16mmほど短縮され、持ち歩きやすくなっている。ボディーの小型化に合わせて、映像出力端子にはビデオカメラで初めて、小型の“HDMIミニコネクター”を採用している。

世界最軽量のAVCHDビデオカメラ『HDR-CX7』

重さはなんと約370g! 世界最軽量のAVCHDビデオカメラ『HDR-CX7』

メモリースティックモデルのCX7はさらに小型軽量で、重量は約370g(撮影時約450g)しかない。本体サイズは幅69×高さ67×奥行き129mm。同社では1080i方式のハイビジョンビデオカメラとして、世界最小最軽量であるとしている。

バッテリーによる連続撮影時間は、SR7/8が付属バッテリー(NP-FH60)で連続約1時間30分(実撮影時間45分)、別売りの大容量バッテリー(NP-FH100)使用時で連続5時間40分(同2時間50分)となっている。CX7は付属バッテリーで連続1時間35分(同45分)、大容量バッテリーで連続5時間50分(同2時間55分)とされている。

そのほかにも、タッチパネル式液晶ディスプレーを使った操作性を改善。録画された映像をフィルムロール状に表示して、目当ての場面を探しやすくする“フィルムロールインデックス”や、映像中の人物の顔を認識して、人物単位で目当ての場面へのインデックスを表示する“フェイスインデックス”といった機能を搭載している。

録画データのパソコンへの転送や管理は、付属の『Picture Motion Browser』(Windows Vista/XP/2000用)で行なう。ビデオカメラからの映像の転送やカット編集のほか、SD画質のDVDビデオ作成や、AVCHD形式でのDVD作成が行なえる。AVCHD形式のDVDは、パソコンか、プレイステーション3や同社のBlu-rayレコーダーなどAVCHD形式の再生に対応した機器でのみ再生できる。

また新たに、パソコンのHDD上に映像を転送することなく、ワンボタンで記録型DVDにAVCHD形式で書き込み行なう“ワンタッチディスクボタン”が本体に装備されている。ビデオカメラを記録型DVDドライブを備えるパソコンとUSB経由で接続し、ビデオカメラの同ボタンを押すだけで、カメラ上の映像をDVDに書き込める。

価格は全機種オープンプライスで、予想実売価格はSR7が15万円前後、SR8が17万円前後、CX7が13万円前後(メモリースティックPROデュオは別売り)となっている。発売予定日は、SR7/8が6月20日、CX7が7月10日。

DVDライター『VRD-MC5』

ビデオカメラに合わせて、DVDライター『VRD-MC5』も発表された。i.LINKやAVケーブルでビデオカメラと接続し、AVCHDやMPEG-2の映像を直接DVDに書き込める。価格はオープンプライスで、予想実売価格は3万円前後。発売予定日は8月10日

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