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アイ・オー、Windows Rallyに対応した無線LANルーター『WN-GDN/R』を発売

2007年05月24日 13時36分更新

文● 編集部

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(株)アイ・オー・データ機器は23日、Windows Vistaで採用されたネットワーク技術“Windows Rally”に対応したIEEE 802.11n(ドラフト1.0)準拠の無線LAN対応ブロードバンドルーター『WN-GDN/R』と、同製品にUSB接続の無線LANアダプターをセットにした『WN-GDN/R-U』の2製品を6月中旬に発売すると発表した。価格は順に、1万7800円、2万7400円。

WN-GDN/RとWN-GDN/USB

WN-GDN/R(上)とWN-GDN/USB

WN-GDN/Rは、無線LAN対応ブロードバンドルーターと無線LANカードのセット『WN-GDN/R-S』(2006年11月発表)の無線LANルーターを単品販売するもの。Windows Vistaで採用されたネットワーク対応機器の接続を容易にする技術、“Windows Rally”にも対応しており、マイクロソフト(株)の家庭用ゲーム機『Xbox 360』との相互接続互換も実現する。

無線LAN機能はIEEE 802.11b/g/n(ドラフト1.0)に準拠。米アセロス・コミュニケーションズ(Atheros Communications)社の無線LAN技術“XSPAN”に対応しており、最大130Mbps(理論値)の通信が行なえる。アンテナはMIMO方式(送信2、受信3)。有線実効スループットはFTP/PPPoEともに93Mbps(同社測定値)。セキュリティー機能は128bit/64bit WEP、WPA-PSK(TKIP/AES)、WPA-PSK2(AES)、MACアドレスフィルタリングに対応する。WANインターフェースは10/100BASE-TX(Auto MDI/MDI-X対応)×1、LANインターフェースは10/100BASE-TX(Auto MDI/MDI-X対応)×3を備える。

なお、本製品はIEEE 802.11n(ドラフト1.0)となっているが、今後同社からドラフト2.0準拠製品が発表された場合、WN-GDN/Rのファームアップをバージョンアップすることで通信が行なえるようにできると考えているという。他社のドラフト2.0準拠製品との通信には、同社では互換性を保証しておらず、通信が行なえない場合があるとしている。

本体サイズは幅180×奥行き122×高さ29mm(アンテナを除く)、重量は約330g。電源はACアダプターを利用する。対応OSはWindows Vista/XP/2000 Professional/Me/98、Mac OS X 10.1以降。

WN-GDN/R-Uは、WN-GDN/Rと、2007年4月に発表された無線LANアダプター『WN-GDN/USB』をセットにしたモデル。WN-GDN/USBは、MIMO方式(受信2、送信2)のアンテナを搭載し、実効スループットは61Mbps。インターフェースはUSB 2.0/1.1に対応する。対応OSはWindows Vista/XP/2000 Professional。本体サイズは幅27×奥行き90×高さ15mm。重量は約26g。

USB2-W31RW/W

USB2-W31RW/W(ホワイトモデル)

USB2-W31RW/B

USB2-W31RW/B(ブラックモデル)

あわせて、同社は合計31種類のメモリーカードの読み込み/書き込みに対応したUSB接続カードリーダー/ライター『USB2-W31RW』を6月中旬に発売すると発表した。本体カラーはブラックとホワイトをラインナップし、価格は3700円。本体サイズは幅103.6×奥行き50.3×高さ16.5mm、重量は約60g(USBケーブルを除く)。電源はUSBバスパワーを利用する。

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