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暗号化ソフトやバックアップソフトをパッケージ

フロントライン、USB関連ソフト3本をまとめた『USB安全活用マスター』を発売

2007年05月23日 20時35分更新

文● 編集部

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(株)フロントラインは23日、USBフラッシュメモリーやUSB接続のHDD全体を暗号化するソフト『USB暗号化マスター』、パソコンのフォルダーをUSBフラッシュメモリーなどにバックアップするソフト『USBバックアップマスター』、自分のパソコンの環境をUSBフラッシュメモリーなどに保存してほかのパソコンで使えるようにするソフト『USBデータキャリーマスター』の3つを1パッケージ化した『USB安全活用マスター』を発表した。価格はパッケージ版が3990円、ダウンロード版は2940円。同時にアカデミック・パブリック版も発売され、価格は3150円。なお、6月11日時点での発売日は未定となっている。

初出時、同製品の発売日を6月22日としておりましたが、6月11日に同社より発売の延期が発表されましたため、該当個所の記述を修正しました。(2007年6月11日)

パッケージ

USB安全活用マスターのパッケージ

USB暗号化マスターは、USBフラッシュメモリーやUSB接続のHDD全体を暗号化して、中のデータを保護するソフト。暗号化されたドライブは、USB暗号化マスターを起動してパスワードを入力しないとWindowsで認識されないようになるため、暗号化を行なった本人以外は中のファイルにアクセスできないようになる。暗号化方式は256bit AESまたは56bit DESを選択できる。

USBバックアップマスターは、パソコンの指定フォルダーの内容をUSB接続したドライブにバックアップするソフト。2回目以降は、フォルダー内の更新されたファイルのみをコピーする“差分バックアップ”機能や、パソコン内のデータとバックアップファイルを自動的に同期させる機能も備えている。バックアップファイルの暗号化も可能で、暗号化方式はAESを採用している。

USBデータキャリーマスターは、メールソフトのデータ(メッセージ/アカウント情報/アドレス帳)やウェブブラウザーの設定(お気に入り/Cookie/インターネット閲覧履歴)、マイドキュメントのデータをUSB接続したドライブに保存し、そのドライブをほかのパソコンに接続することで、そのパソコンでも同じ環境を利用できるようにするソフト。USB接続のドライブ内のデータに変更を加えた場合、ほかのパソコンで作業した後で、再度ドライブを元のパソコンに接続すれば、元のパソコンのデータもドライブのデータによって上書きされるため、データを最新の状態に保つことができる。

3ソフトはいずれもUSB 2.0/1.1に対応。対応OSは、Windows Vista/XP Home Edition/XP Professional/2000 Professional。なお、USB安全活用マスターは複数台のパソコンを使用するユーザーを想定したソフトであるため、同社では同一の人物が使用する場合に限り、許諾プログラム(USB安全活用マスター)を複数のコンピューターで使用することを認めるとしており、アクティベーション機能などは採用していないという。

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