このページの本文へ

携帯電話機を利用したテキストチャットも提供

楽天、ウェブブラウザーのみで使えるメッセンジャーサービスを開始

2007年05月23日 17時57分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

楽天(株)は23日、文字によるチャットや音声通話が行なえるメッセンジャーサービス“楽天メッセンジャー”のβ版の提供を本日開始したと発表した。利用するには、あらかじめ楽天会員になったうえで、楽天メッセンジャーのユーザー登録を行なう必要がある。利用料金は無料。

トップページ

楽天メッセンジャーのトップページ

楽天メッセンジャーは、ウェブブラウザーで専用ページにアクセスして利用するため、専用クライアントソフトをインストールする必要がないのが特徴(ただし、初回はActiveXコントロールをウェブブラウザーにインストールする必要がある。対応ウェブブラウザーはInternet Explorer 6.0 SP2以上)。テキストチャットは、最大4人が同時に参加でき、絵文字の使用やフォントの指定が可能。ウェブブラウザーを通して通信を行なう際にも、通信が暗号化されるため、セキュリティーの心配もないとしている。

メインウィンドウ

楽天メッセンジャーのメインウィンドウ

また、テキストチャットはパソコンだけでなく携帯電話機でも参加できる。具体的には、パソコンの楽天メッセンジャーでチャット入力をすると相手の携帯電話機にEメールが送信され、相手がそのメッセージに返信すると、返信内容がテキストチャットとして表示される(チャットの開始はパソコン側で行なう必要がある)。

また、楽天のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)“楽天リンクス”との連携機能を備えており、楽天リンクスの管理画面に楽天メッセンジャー上でのメンバーの状態を表示する、楽天リンクスの“友達一覧画面”から楽天メッセンジャーを起動する、楽天リンクスのメンバーで楽天メッセンジャーに参加していないユーザーを招待する、などの機能を備えている。なお、メンバーの招待では、相手が楽天リンクスのメンバーでなくても、招待メールを送信することで楽天および楽天メッセンジャーへの参加を促すことができる。

対応OSはWindows XP SP2以降で、Windows Vistaには非対応としている。テキストチャットに対応する携帯電話のキャリアーはiモード/EZWeb/Yahoo!ケータイで、ウィルコム(株)のPHSには対応していない。

あわせて同社では、楽天メッセンジャーの開始を記念して、楽天メッセンジャーのユーザーを対象に、ほかのユーザーを招待すると楽天ポイントがもらえるキャンペーンを実施する。キャンペーンの実施期間は本日から7月2日まで。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン