ロジテック(株)は23日、ティアック(株)と共同で企画開発した3シリーズ6製品のiPod用スピーカーを6月中旬に発売すると発表した。ラインアップは、Dockと2.1chスピーカーのセットとなる『LDS-Xi900BK』、AM/FMラジオを聴けて電池駆動が可能な“LDS-Ri500”シリーズ、コンパクトタイプの“LDS-Si1”シリーズ。
3シリーズとも、サウンド面の企画/開発にティアックが関わっているのが特徴だ。編集部による市場想定価格は以下のとおり(価格はすべてオープン)。
シリーズ名 | 本体色 | 価格 | Dockの対応iPod |
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LDS-Xi900BK | ブラック | 2万4800円 | 第4/第5世代iPod、第1/第2世代iPod nano |
LDS-Ri500 | ブラック、ホワイト | 1万7800円 | |
LDS-Si1 | ホワイト | 1万4800円 | 第1/第2世代iPod nano、第2世代iPod shuffle |
ホワイト、ブラック | 1万2800円 | 第1/第2世代iPod nano |
LDS-Xi900BK
LDS-Xi900BKは、iPod用のDock、左右のメインスピーカー、サブウーファー、リモコンで主に構成される製品。Dockは、スピーカーと接続する専用ケーブルのほか、Sビデオ/コンポジットのビデオ出力端子を備えており、テレビにつないでiPod内のムービーを再生することも可能だ。
メインスピーカーはフラットタイプで、壁掛けにも対応。音場の再現性を高めるという“NXT Surface Soundテクノロジー”を備えている。リモコンは、再生/一時停止、早送り/巻き戻しといった音楽やビデオの操作だけでなく、iPodのメニュー画面の移動や選択にも対応しているのが特徴だ。
アンプの最大出力は、メインが各5W、サブウーファーが15Wで、S/N比は84dB。Dockは、本体サイズが幅100×奥行き102×高さ50mmで、重量が400g。メインスピーカーはそれぞれ、本体サイズが幅142×奥行き70×高さ226mmで、重量が600g。サブウーファーは本体サイズが幅160×奥行き335×高さ245mmで、重量が5.3kg。
LDS-Ri500
LDS-Ri500シリーズは、上部にiPod用のDockを、左側面に持ち運び用の取っ手を、背面にロッドアンテナ、前面にAM/FMラジオ用のチューニングダイヤルを用意するスピーカー。
本体背面には、ステレオミニ入力とUSB端子を用意。AV機器をつないで音声を出力したり、パソコンをつないでDockに置いたiPodとデータをやり取りすることもできる。ACアダプターに加え、単3形乾電池6本による動作にも対応。アルカリ乾電池の使用時は、約8時間の動作が可能だ。
アンプの最大出力は各3W、S/N比は78dB、再生周波数帯域は90〜20000Hz。本体サイズは幅260×奥行き125.5×高さ143.5mmで、重量は1.6kg。
LDS-Si1シリーズ
LDS-Si1シリーズは、第2世代iPod shuffle用のアダプターがついた『LDS-Si101WH』と、このアダプターがない『LDS-Si100WH』と『LDS-Si100BK』に大きく分けられる。
45mmのフルレンジスピーカーを2台内蔵。ティアック独自のバスレフポート“BASS STREAM DUCT”を搭載し、コンパクトながらも鮮明なサウンド表現を可能にするという。背面にステレオミニ入力とDockコネクタの端子を搭載。別途用意したDockコネクタケーブルでパソコンと接続することで、iPodとデータをやり取りできるようになる。
アンプの最大出力は各1.4W、S/N比は88dB、再生周波数帯域は120〜20000Hz。本体サイズは幅250×奥行き58×高さ79.3mmで、重量は500g。