(株)ナナオは23日、“EIZO FlexScan”(エイゾー フレックススキャン)シリーズとしては、初のAV入力に対応したワイド液晶ディスプレー『EIZO FlexScan HD2451W/HD2441W』2機種と、ビジネス用途向けのワイド液晶ディスプレー『EIZO FlexScan S2431W/S2031W』を発表した。
FlexScan HD2451W/HD2441W
『FlexScan HD2451W/HD2441W』。ブラック(左)とホワイト(右)
FlexScan HD2451W/HD2441Wは、HDMI(1080p対応)2系統を備えるAV用途にも向いた24.1インチワイド液晶ディスプレー。HD2451Wでは、ほかにもD端子(D4入力)、S映像/コンポジット入力を備える。パソコンからの入力は、HDCP対応のDVI-D、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)を各1系統装備する。入力された解像度をそのままの大きさで表示できる“ドット・バイ・ドット表示”のほか、アスペクト比固定でのスケーリング表示機能なども備える。また、パソコン画面を表示中にAV入力画面を小さく表示できる“PinP”(ピクチャー・イン・ピクチャー)機能を搭載。
HD2451WはHDMIのほかにもD端子などを備える。HD2441WはHDMIおよびパソコン入力のみ
ステレオスピーカーを内蔵しており、パソコンおよびAV機器からの音声をディスプレーから出力できるほか、USBオーディオ機能を搭載。パソコンとUSBケーブルで接続すれば、パソコンの音声を出力できる。
本体スペックは、液晶パネルに“VA方式”を採用し、サイズは24.1インチ。推奨解像度はWUXGA(1920×1200)。輝度は450cd/m2、コントラスト比は1000：1、応答速度は6ms(中間階調域)。視野角は上下左右ともに178度。サイズは、幅566×奥行き230×高さ363～480mm(スタンド含む)、重量は約10.3kg。本体カラーは、“ブラック”と“ホワイトシルバー”だが、HD2451Wにのみ“チタニウムシルバー”も用意される。VESAマウント(100mm×100mm)に対応する。
HD2451W専用の“チタニウムシルバー”
発売日は両製品とも6月22日。価格はオープンプライスだが、同社の直販サイト“EIZOダイレクト”での直販価格は、HD2451Wが14万9800円、HD2441Wが14万4800円となる。なお、HD2451はEIZOダイレクトおよび直営ショップ“EIZOガレリア”でのみ販売となる。
FlexScan S2431W/S2031W
S2431W、S2031W両機種ともに縦画面表示が可能
FlexScan S2431W/S2031Wは、VA方式のワイド液晶パネルを採用したビジネス用途向けの液晶ディスプレー。共通仕様として、インターフェースにHDCP対応のDVI-IとアナログRGB(ミニD-Sub15ピン)を備える。アスペクト比固定スケーリング機能を搭載。背面にステレオスピーカーを内蔵する。そのほか、液晶パネルを90度回転させた縦画面表示にも対応する。本体カラーは“ブラック”と“セレーングレー”の2種類。
『FlexScan S2431W』。ブラック(左)とセレーングレー(右)
S2431Wは、24.1インチワイド液晶パネルを搭載し、推奨最大解像度はWUXGA(1920×1200ドット)。輝度は450cd/m2、コントラスト比は1000：1、応答速度は6ms(中間階調域)。視野角は上下左右ともに178度。本体サイズは幅566×奥行き208.5×456～538mm(スタンド含む)、重量は約10.6kg。
『FlexScan S2031W』。ブラック(左)とセレーングレー(右)
S2031Wは、20.1インチワイド液晶パネルを搭載し、推奨最大解像度はWSXGA+(1680×1050ドット)。輝度は300cd/m2、コントラスト比は900：1、応答速度は8ms(中間階調域)。視野角は上下左右ともに178度。本体サイズは幅469×奥行き208.5×427～509mm(スタンド含む)、重量は約9.6kg。
発売日は両製品ともに6月7日。価格はオープンプライスだが、同社の直販サイト“EIZOダイレクト”での直販価格は、S2431Wが11万4800円、S2031Wが5万9800円となる。
また、FlexScan HD2451W/HD2441Wの発売を記念して、東京・秋葉原のカフェ ソラーレ リナックスカフェ秋葉原店にて今月26日(土)、27日(日)に体験イベントを実施する。開催時間は、26日が11：00～17：00、27日が11：00～18：00となっている。
