Windows XPでは、ユーザーの操作や閲覧できるウェブを制限するには、レジストリーの編集など面倒な操作が必要なうえ、使い勝手が悪かった。Windows Vistaでは“保護者による制限”という機能がコントロールパネルに用意され、総合的な管理が一括してできるようになっている。
この機能はWindows VistaのHome Basic、Home Premium、Ultimateでお使いいただけます。
Vistaの“保護者による制限”は、“標準ユーザー”のアカウントを個別に利用制限・管理する機能で、子供のパソコン利用を管理できる。パソコンを使える時間や起動できるプログラム、閲覧できるウェブサイトなどを細かく設定可能だ。
特定のプログラムやウェブサイトを禁止したり、逆に指定したプログラムやウェブサイト以外は、一切アクセスできないようにすることもできる。また、パソコンの操作履歴を“活動記録レポート”として残せるので、子供がパソコンで何をしているのかを把握するのに役立つ。
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