これは凄いぞ!
触手マニア大絶賛の「陰獣 繁殖態」!
マニアの趣味嗜好というのは移り変わりが激しいが、もう何十年も愛され続けているのが“触手”である。筆者が同人誌に手を染めていたのは、コミケが東京流通センター(TRC)で開催されていた頃だ。そのときすでに「触手モノ同人誌」が人気を博して(っつか選んで買ってたんだが)いたので、歴史はかなり古いのだ。ざっと20年以上ってトコか?
そんなマニア界の生きた化石……。いやいや、トラッドな嗜好のマニアにお勧めしたいのがコレ!
写真はアソビットキャラシティにサンプル展示されていたモノだが、先日“冥土の土産はメイドさんのパンツとポロリ! 陸自教官はパンツとフンドシで大激戦!”でお伝えした「対戦ホットギミック3」の美少女雀士ノーピアたんなどが襲われていた。いずれも意識不明の受胎とのこと。えっ! 重体じゃなくて受胎っ!
突然だが、ここで“なぜに触手なのか?”について説明せざるを得まい。いや、触手マニアの偏見を解くためにも書かせろ!
ことの始まりは江戸時代らしい。なんとアノ葛飾北斎の「蛸と海女」という作品だ! なんだ北斎もタダのエロガッパ、筆者と変わりネーじゃん!
リンク先WIKIの画像を見れば一発だが、現在の“触手モノ”そのものである! ちなみに後ろに書かれているテキストは、官能的な文章らしい。はっ! それって現代の同人誌ではっ! 同人作家さんを絵の描けるエロい人とか、エロゲンガーとか言ってたけど、北斎レベルに高貴なアーティストだったのか! 失礼しました。
また出典はあいまいで覚えていないが、こんな考察があった。“マニアたちは、自分の大好きなキャラクタのHな姿を見たいが、それはキャラクタの純潔を汚してしまうことになる。そこでキャラクタの純潔(処女)を守りつつ、Hな姿を描写する手段を考えた末、触手というアイディアを思いついた”と。ま~、当たらずしも遠からずなのだが、そんなに崇高なモンじゃない。
俺たちマニアは、怯える美少女の表情と、最後に気持ちよくなっちまう女の子が見たいだけ。これ単純にして明快! つまり、こーゆーこっちゃ。
1)美少女戦士登場!(起)1ページ
2)美少女戦士活躍!結構強い!(承)1ページ
3)謎の触手登場!美少女戦士ピンチ!(転)5ページ
4)美少女戦士ハァハァ、アーンッ!(結)1ページ
これはエロ同人誌で8ページの漫画を作るときのページ割。読み手のニーズもバッチリ押さえながら、書き手も話を転がしやすい。しかもエロには欠かせない汁系のナニかも、触手からしたたり落ちるので、絵的にもバッチリ! そんなわけで、何十年にも渡って多くのマニアに愛され続けているのである。純潔どーのは、深読みし過ぎだって……。
さてこのクリーチャー、わかっちゃいると思うが美少女フィギュアは添付されていない。うみょ~んで、ニョロロ~ンな触手とその本体のみである。獲物の美少女は、各自で別途用意すること。
なお触手には、針金が入っているため自由に曲げたり、その先を口やいろんな場所に持っていけるという、エクセレントな汎用性がある。
フライフィッシングをやってる人なら「むむむっ!」とキタだろう。ミミズ型のワームに針金を通せば、同じようなものを安く大量生産できるのだ。でもヤメとけ。ワームはシリコン製だから、フィギュアに絡み付けると、美少女が溶けちまうぞ! かなりスプラッタになることを約束しよう。
ソル・インターナショナルから8月末に発売される予定で、価格は1995円となっている。
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