(株)インターチャネル・ホロンは14日、シリアルキーの書かれたライセンス使用権カード“L.A.C”(ラック)を使い、パソコン用ソフトのライセンス“パソコンソフト使用権”のみを店頭販売する方式で、ソフトウェア17タイトルの店頭販売を開始すると発表した。販売店の第1号は上新電機(株)のJ&Pテクノランド(大阪市)で、18日より販売を開始する。
L.A.Cとは、ソフトウェアの使用権を示すテレホンカード大のカードで、カード裏面にはシリアルキーが記載されている。ソフトウェア自体はパッケージに含まれない。購入者は店頭で希望のソフトのカードを購入後、パソコンで専用ウェブサイトからソフトウェアをダウンロードして導入、使用する。一般的なソフトウェアのダウンロード販売では、ウェブサイトで購入処理を実行後に、電子メールなどでシリアルキーが交付されるが、L.A.Cを使った今回の販売方式は、このシリアルキーを店頭で購入するものと考えれば分かりやすい。
ファイルのダウンロード回数には制限がなく、OSの入れ替えやパソコンの買い換えなどを行なっても、再導入が容易に可能としている。ただし、インターレックス(株)が開発した著作権管理技術“Buddy”(バディ)を利用しており、ひとつのシリアルキーで同時に複数台のパソコンからソフトを使用することはできないという。
販売される17タイトルは以下のとおり。
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ソフト販売店にとっては、スペースを取るソフトウェアパッケージが不要になるほか、物流コストも下げられるメリットもある。販売価格はパッケージ版と比較して1割程度安く、インターチャネル・ホロンが行なっているダウンロード販売と同程度の価格になるという。