(株)ブレード・コミュニケーションズは9日、CD・DVD・ゲームを交換するコミュニティーサイト“Himalaya”(ヒマラヤ)β版を14日にオープンし、βテスターを募集すると発表した。会員登録は無料で行なえるが、1回の取引手数料として315円が受け取り手にかかる(送料は送り手が負担)。
Himalayaは、不要になった手元のCDやゲームソフトをほかのユーザーが持っているソフトと物々交換できるソーシャルサービス。トレードの手順は、ある商品を欲しい人がリクエストを行ない、所持しているユーザーがそのリクエストに応じて手元の製品を送ると、1つ欲しい商品を受け取る権利が与えられるという、物々交換のシステムになっているという。同じ商品にリクエストが殺到した場合は、商品を送る側が相手を選択できる。商品が届いた時点で受け取り手が“到着済みボタン”を押すことで、取り引きが終了となる。送り手が商品を配送していれば、到着済みボタンが押されなかった場合でも、同社が配送状況を調べることでポイントは付加されるようになっているという。梱包材などの配送材料は、コミュニティーサイトから提供される。物々交換だけでなく、ユーザー間の評価制度により、悪質なユーザーは削除される“品質保証”制を採用しているほか、作家やアーティストなどの同じ興味を持つユーザー同士で意見交換できる“コミュニティ機能”を搭載している。
