(株)コレガは24日、IEEE 802.11nドラフト版に対応した無線LANカード『CG-WLCB144GN』を5月1日に発売すると発表した。価格は1万3440円。
CG-WLCB144GNは、IEEE 802.11nドラフト版に対応し、理論値で最大130Mbpsの通信が行なえる無線LANカード。 無線LANの業界団体“Wi-Fiアライアンス”が策定した、無線LANの接続設定を簡単に行なうための統一規格“WPS(Wi-Fi Protected Setup)”にも対応している。実効スループット値は約85.4Mbps(同社調べ)。
アンテナにはMIMO(2×3)に対応したプリントアンテナを搭載する。セキュリティー機能はWPA、WPA2、156bit/128bit/64bit WEP、Any接続拒否、ダイナミックWEP(ユーザーごとに異なるWEPキーを割り当てし、さらに通信時間中も定期的にWEPキーを変更する暗号化手法)をサポート。通信モードはインフラストラクチャーモードとアドホックモードに対応する。本体サイズは幅54×奥行き124×高さ11mm。重量は45g(本体のみ)。対応OSはWindows Vista/XP/2000、対応機種はPC/AT互換機。
併せて、今年3月に発表した無線LANルーター『CG-WLBARGN』とのセットモデル『CG-WLBARGN-P』を発売する。価格は3万7590円。なおCG-WLBARGN-Pは、同社が実施しているキャンペーン“コレガのDraft11n・MIMOなら電波が届きますキャンペーン”の対象商品となっている。これは、同社の無線LANルーターと無線LANカードのセットを購入したユーザーが、セットで使用したときに電波が届かないなどの理由で無線LAN接続を行なえなかった場合に、商品の返品および購入代金の返金を受け付けるというもの。対象商品の販売は2007年12月31日まで実施する(返品の受け付けは2008年1月31日まで)。