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インフォース、AccessからSQL Serverへの自動アップサイジングシステムを開発

2007年04月20日 22時01分更新

文● アスキービジネス編集部

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インフォースは、Microsoft AccessからSQL Serverへのデータベースの自動アップサイジングを図るシステムを開発したと発表した。中小企業などで利用されることが多い、Accessベースの情報システムを、必要に応じて段階的にレベルアップすることができるという。


自動アップサイジングで段階的な移行を実現


 インフォースが開発した「自動アップサイジングシステム」は、Accessに標準で搭載されている機能「アップサイジングウィザード」を利用し、Accessで作成したデータをSQL Serverに容易に移行させるプログラム。中小企業などでは、Accessで簡易的なシステムを構築するケースが多いが、Accessはファイルベースでデータを管理しているため、データ量の増加によってパフォーマンスが低下することがあった。

 インフォースでは、AccessからSQL Serverへ移行するメリットとして、(1)処理量の増大による処理速度の低下防止、(2)複数のユーザーが同時にアクセスした際のエラー回避、(3)情報漏えいの防止、(4)バックアップの自動化――を挙げる。その上で、今回開発したシステムを使うことで、比較的安価にクライアント/サーバ型のシステムを構築できるという。

 同社ではすでに、中小企業を中心にシステム導入の実績があり、協業先であるマイクロソフト/デルと共同でセミナーを開催するなどして、販売を促進していくとしている。

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