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アップデイト、モバイルコマースに関する利用動向調査結果を発表

2007年04月05日 19時45分更新

文● 永島和夫

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(株)アップデイトは5日、10つのモバイルサイトで3月23日から3月26日までに行なった“モバイルコマースに関する利用動向調査 part3”の結果を発表した。調査結果によると、3月に携帯電話機を利用してネットショッピングした回答者は全体の約4割となった。

この調査は、携帯向けHP無料作成サイト“00HPメイカー”“モバポチャ”など10のモバイルサイトで実施し、4056件の有効回答を得た。回答者の内訳は10代が38.9%と最も多く、次いで20代が29.9%、30代が21.5%。職業は、会社員が24.7%、高校生が17.3%、中学生が9.7%など。男女の内訳は女性は66.5%、男性が33.5%。

今回の結果では、まず3月中にオークションを除いた携帯電話機でのネットショッピングの利用経験を聞いている。全体では“ある”が38.9%、“ない”が61.1%で、ユーザーの約4割が利用していたことがわかる。過去の利用経験については、全体で“ある”が42.4%、“ない”が57.6%となった。

また、1商品あたりの平均購入金額では、3001~5000円が34.0%と最も多く、次いで1001~3000円が30.8%となった。この点では2月の調査と比べて金額が上がっている(関連記事)。過去に購入した最高金額は1万~2万円が22.4%と最も多く、これは2月調査と変わりはない。

利用した決済方法は年代別に集計され、すべての年代で“代引き”がトップ。次いで、若年層が手軽に行なえる“コンビニ決済”、それより上の年代では“クレジットカード決済”が多くなっている。

一方、モバイルコマースの未経験者にも今後の利用意向について調査した。モバイルコマースに“興味がある”と答えたのは31.1%。利用に踏み切るための改善点としては、複数回答ありだが、“個人情報の管理がしっかりされる”が68.5%、“特典がある”が52.2%などとなった。未経験ユーザーにとっては、利用の際の安全と実際のメリットの両方が改善されなければ、モバイルコマースは利用しにくいようだ。

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