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【レビュー】細かく機能アップさせた防水コンパクトデジタルカメラ

オプティオ W30

2007年04月04日 20時40分更新

文● 行正和義

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『オプティオ W30』は、特別な外装オプション(ハウジング)なしに水中でも撮影できる防水機能を標準装備したコンパクトデジタルカメラだ。2006年8月に発表された従来機『オプティオ W20』(関連記事)の後継・上位モデルに当たり、有効700万画素→有効710万画素など細かなスペック変更はあるものの、基本機能はほぼ共通となっている。

防水機能を強化、撥水性を持つレンズ前面

オプティオ W30
ペンタックスの防水仕様コンパクトカメラ『オプティオ W30』

一番の変更点は、外装や内部機構の改良によって水深1.5mで連続30分だった防水機能が水深3mで連続2時間へと向上したこと。従来は浜辺や波打ち際あたりで撮影できたところが、シュノーケリングに携行して水中散歩を楽しみながら魚や珊瑚などを撮れるようにもなった、とイメージすれば分かりやすいだろうか。

本体前面 本体背面
高さを抑えた横長のボディー中央にレンズをレイアウトしており、両手で持っても指が写り込みにくいズームレバー、再生ボタン、カーソル、メニュー、グリーンモードボタンというシンプルな操作系。水密構造を維持するためかボタンの高さはないものの、押し応えのある操作感となっている
本体上面 本体両側面
電源ボタンとシャッターボタンだけのシンプルな上面。前面右側にあるモールドは大型化しつつストラップ取り付け金具と一体化し、指をかけやすい曲面構成となっている左側は大きく開いて電池とSDカードスロットとなっている。シンプルなロックと力を入れなくても開け閉めできるスライドして開く構造ながら防水性は高い
撥水コーティングされたレンズ
レンズ表面には新たに撥水コーティングがなされており、水をかけると水滴はレンズ表面からすぐに流れおちてしまう

ボディーの基本レイアウトはW20と同様で、横長のボディー内に屈曲光学系レンズを内蔵し、撮影時にもレンズが飛び出さないことからレンズ部の防水性が保たれている。ボディー外観にも大きな変更はないが、外装には若干の変更が加えられ、幅で1mm、奥行きと高さで各0.5mm小さくなり、重量も5g軽量化されているなど、いっそうの小型・軽量化が図られている。また、本機は電源オフ時もレンズカバーを持たず硬質ガラスによる保護ガラスがあるのみだが、この表面に特殊撥水コーティングを施すことにより、付着した水滴がすぐに流れてくれるようになった。

モードパレット MENUキーで表示されるメニュー
シーンモードをアイコンで選択するモードパレット。Optioシリーズに共通するもので、ポートレートを選択すると顔認識が利用可能となるMENUキーを押すと表示されるメニュー。メニュー項目は3ページ分あり、ここでグリーンボタンを押すと項目の並べ換えができ、使用頻度の高いものを最初に出せるようになる。これとは別にグリーボタンに4機能を割り当てることができ、撮影時にワンタッチで呼び出せる

撮影機能は基本的にプログラムオートが中心で、シーンを自動的に認識して適切なシーンプログラムを選択する“AutoPict”を採用、人物の顔を認識してAF、AEを行なう“顔認識”、ならびに“自動追尾AF”や動画撮影時の“電子手ぶれ補正”などを搭載するのもW20と同様だ。今回新たに、同社一眼レフデジタルカメラで搭載する画像処理技術を導入することにより、ノイズ低減して、最高ISO 1600相当までだった撮影感度はISO 3200相当へと引き上げられた。

付属品一覧
付属のチャージャーは取り外したバッテリーを装着するタイプ

バッテリーは専用リチウムイオン充電池(D-LI63)で、静止画ならば210枚が撮影可能だが、仕様変更により消費電力が増加したためか、W20の240枚からは若干減少している。

本体底面
本体下部のフタを開けるとインターフェースとなっている。USBとAVは共用端子で付属ケーブルを用いるもののクレードルなしでTVなどに接続できるのは手軽。三脚孔はレンズ直下にあるのはカメラとして理想的だ

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