Sapphireから“AMD 690G”を搭載するSocket AM2対応マザーボード「PURE Innovation PI-AM2RS69 MHD」が発売となった。特徴は、なんといっても珍しい白い基盤を採用するというところ。
マザーボードの基板カラーとしては、なんとも珍しい白を採用する「PURE Innovation PI-AM2RS69 MHD」。ただ、実のところ白い基板を採用するマザーボードは今回が初めてではない。以前、Abit(現abit)から日本市場限定というふれ込みでSocket 370対応の“i815E B-Step”搭載マザー「ST6E」「ST6E-RAID」が販売されている。当時の自作事情に詳しいユーザーならばお分かりだろうが、紫やピンクの基板や裏面に巨大な顔マーク入り、果ては某アイドルが喋るというマザーがパーツショップの店頭を賑わしていた時期のものだ。
さて、肝心の仕様のほうだが、チップセットは“AMD 690G”+“SB600”で、フォームファクタはMicro ATX。拡張スロットはPCI Express x16×1、PCI Express x1×1、PCI×2でDDR2 DIMM×4(DDR2-800/667/533、8GBまで)。オンボードインターフェイスにはVGAや8chサウンド(Realtek)、ギガビットイーサネット(Realtek/RTL8110S)、Serial ATA II(RAID対応)×4、ATA133×1などを搭載し、I/O部にはHDMIも1ポート装備。Micro ATXでありながら付属のブラケットが豊富で、TV-OUTやIEEE1394を含め5種類。さらにPCI Express x16スロットに挿して使用するDVI-D出力カードも同梱されており、おそらく「HDMIとDVIの同時出力も可能」(販売ショップ)という。
価格および販売ショップは以下の通り。同チップセットを採用した他者製品と比べると割高感は否めないが、4本のメモリスロットや同時出力も可能なHDMIとDVI、そして白い基板などウリとなる機能を一通り備えた製品に仕上がっている。
価格 | ショップ |
---|---|
Sapphire「PURE Innovation PI-AM2RS69 MHD」 | |
¥16,480 | アーク |
¥16,680 | T-ZONE.PC DIY SHOP |
¥16,800 | 高速電脳 |
¥17,304 | USER’S SIDE本店 |