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AVCHD規格で1920×1080画素に対応

松下電器、SDメモリーカード対応のフルハイビジョンビデオカメラ『HDC-SD3』など2機種を発売

2007年04月03日 17時52分更新

文● 編集部

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松下電器産業(株)は3日、AVCHD規格対応のデジタルハイビジョンビデオカメラの新製品として、SDメモリーカードを記録メディアにした『HDC-SD3』とDVDを記録メディアにした『HDC-DX3』を25日に発売すると発表した。価格はともにオープン。

『HDC-SD3』

『HDC-SD3』

『HDC-SD3』は、記録メディアにSDメモリーカード(SDHC対応)を利用するデジタルハイビジョンビデオカメラ。1980×1080画素のフルハイビジョン記録が行なえる1/4インチの撮像素子“テルニオン 3CCD HD”を採用し、従来品(SDR-S200)より色解像度を約2倍以上高めたのが特徴。H.264の“High Profile”に対応したコーデックLSIや、映像処理エンジン“HDクリスタルエンジン”などもフルハイビジョンに最適化したという。 画質劣化や動画/写真の手ぶれを抑え、残像がない“光学式手ブレ補正”機能も採用されている。

レンズには、EAレンズ(超高屈折率非球面ガラスモールドレンズ)を含む10群13枚構成(マルチコート21面)で12倍のズーム機能とワイド端38.5mm(35mmフィルム換算)に対応した新開発の“ライカディコマーレンズ”を装備している。

音声機能は、本体には5.1chサラウンド記録用に5個のマイクを内蔵している。レンズの焦点距離に合わせて、指向性を高める仕組みも搭載しており、望遠撮影時には正面方向の音のみを集中的に録音でき、従来品(SDR-S200)と比べて4倍以上の正面方向の音を記録できるという。風音低減機能“ノイズリダクション”を搭載している。

同社の薄型大画面テレビ“VIREA”シリーズとHDMIケーブル1本で接続でき、自動で電源連動やHDMIへの入力切り替えが行なえる“VIERA Link”の機能も搭載する。

CCDは1/4インチ56万画素×3で、有効画素数は動画/静止画が156万(16:9)画素。モニター用3.0インチワイド液晶パネルは約25万1000画素。インターフェースはUSB 2.0(Hi-Speed)、HDMI端子(1080p対応)、D3端子、マイク入力端子を装備する。本体サイズは幅74×奥行き142×高さ69mm(突起部含む)、重量は約490g(バッテリー、SDHCメモリーカード含む)。付属のバッテリーパック(VW-VBG130-K)を利用した場合の連続記録時間は、HFモード(約13Mbps/1920×1080画素)/液晶パネル使用時で約1時間5分。動画編集ソフトとして、ハイビジョン画質のままで書き込み、シーンの簡易編集が行なえるライティング/編集ソフト『HD Writer 1.5J for SD/DX』が付属する。対応OSはWindows Vista/XP SP2/2000 Professional(SP4)。対応機種はPentium III-1GHz以上のCPU(MPEG-2変換/プレビュー機能を利用する場合はPentium 4-2.8GHz以上推奨)を搭載したPC/AT互換機。4GBのSDHCメモリーカード、バッテリーパック、ワイヤレスリモコン、各種ケーブルが付属する。

『HDC-DX3』

『HDC-DX3』

『HDC-DX3』は、記録メディアにDVD-R/-RW/-RAM/-R DLディスク(8cmメディア)を利用する3CCDタイプのデジタルハイビジョンビデオカメラ。“光学式手ブレ補正”や“HDクリスタルエンジン”などといった機能は『HDC-SD3』と同等。0.44インチ約18万3000画素のカラービューファインダーを搭載する。

本体サイズが幅92×奥行き163×高さ91mm(バッテリー除く)、重量が800g(付属バッテリー、DVDディスク含む)。付属のバッテリーパック(VW-VBG260-K)を利用した場合の連続記録時間は、HFモード/液晶パネル使用時で約1時間30分。ワイヤレスリモコン、ディスククリーニングクロス、各種ケーブルなどが付属する。

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