世界最大級のアニメ総合見本市“東京国際アニメフェア2007”が東京ビックサイトで開幕した。同フェアは、東京国際アニメフェア実行委員会(実行委員長 石原慎太郎 東京都知事)が毎年主催しているアニメの祭典で、世界に影響を与える日本独自のアニメ産業の最先端技術や人材発表の場として開催されている。各出展企業による“見本市”、優秀な作品を選定し表彰を行う“コンペティション”、シンポジウムやステージイベント、特別企画展などの”イベント”の3部で構成されており、今年は国内外の250社が出展、本日から25日までの4日間行なわれる(22、23日はビジネスデー、一般入場は24、25日)。ここではフィギュアを中心に、各出展企業による“見本市”の様子をお伝えしよう。なお、お約束のコンパニオン特集は「コンパニオンを激写 その他のキャラクタにも注目!」の記事を参照してもらいたい。
●グッドスマイルカンパニー
ワンダーフェスティバル2007 [冬]には展示されていなかった新作フィギュアを紹介しよう。注目は、夏頃発売予定のシュラキ「美城暁」。シュラキとは、ゲーム・アニメの企画会社レッド・エンタテインメントとのコラボレーションで誕生したオリジナルフィギュアで、フィギュア、ドラマCD、ブックレットをセットにした商品構成となる。同社によると5体が発売予定で、全部集めるとドラマCDが1つの大きなストーリーとして完結するという。その他、アイドルマスターの「萩原雪歩」と「天海春香」の1/8スケールフィギュアを夏頃にリリース予定で現在製作中とのこと。
夏頃発売予定のシュラキ「美城暁」の原型。ワンダーフェスティバル2007 [冬]に彩色原型が参考出品されていた「美城暁」だが、今回展示されていたのは無彩色原型。同社によると「ワンフェス終了後にポーズなどを変更して作り直した。製品版に近いのはこちら」とのこと
●ビーグル
●バンダイ
●エイベックス・エンタテインメント
●会場で配布される気になる販促物をチェック!
アニメフェアなどのイベントでうれしいのは、お気に入りのアニメや新作アニメの販促品がもらえることだ。これらのグッズが目当てで訪れるという人もいるだろう。ここでは、24日と25日に無料配布される販促品を軽く紹介しよう。
その他では、東映アニメーションが「ラブ★コン」のクリアファイルをステージで配布予定としているほか、ブロッコリー、サテライト、ポニーキャニオンでは「かみちゃまかりん」のステッカー(各社で絵柄が違うという)、電通では「ウルトラマン メビウス」と「デルトラクエスト」のステッカー、バンダイでは「ガンダムSEED」のステッカーや名刺サイズのカードを配布するとしている。それ以外でも、小冊子やポストカード、紙袋などを用意しているブースを複数確認している。
今週末は、年に1度のアニメの祭典“東京国際アニメフェア2007”に足を運んで、各企業の新作アニメをチェックしつつ、販促品をゲットしてみてはいかがだろうか。
