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Mac上で“GyaO”の視聴も可能! Parallelsのソフト・ハード対応を検証

Parallels Desktop for Mac

2006年06月24日 13時00分更新

文● 田中俊光、編集部

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周辺機器への対応を調査


ParallelsはUSB端子をサポートしており、USBストレージ等の一部のUSB機器を使用できる。ただし、USB 1.1規格準拠のポートとして認識されるため、機器側が対応していてもUSB 2.0規格の転送速度は得られない。

手元の機器では、キヤノン(株)のデジタルカメラ『IXY DIGITAL 30a』はUSB経由で問題なく画像を取り込めた。また、ソニー(株)の非接触型ICカードリーダー/ライター『PaSoRi RC-S320』を使い、Edyへの入金やSuicaの乗り換え履歴の確認も実行できた。

デジタルカメラ『IXY DIGITAL 30a』はUSB経由で画像を取り込めた

ICカードリーダー/ライター『PaSoRi RC-S320』では、インターネットに接続して、クレジットカードからEdyに入金できた。なお、PaSoRiをMacにつなぐタイミングによっては、ドライバーのインストール後でも機器が認識されないことがあった。この問題は『デバイスマネージャ』を開き、RC-S320のデバイスをいったん無効にして、再度有効にすることで解決できた


プリンターやスキャナーは利用できず

一方、セイコーエプソン(株)のプリンター『PM-A700』は印刷時に、(株)PFUのスキャナー『ScanSnap S500』はスキャン時にエラーが発生して使用できなかった。現状では全てのUSB機器が使えるわけではないので、目当ての機器がある人は、Parallels購入前に試用版で動作確認しておくことをお勧めする。

スキャナー『ScanSnap S500』では、スキャンを指示したあとにブルースクリーンが現れてOS自体が操作できなくなってしまう

(次ページに続く)

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