松下電器産業(株)は6日、デジタル一眼レフカメラの“フォーサーズシステム”規格に準拠した交換レンズ“ライカ D レンズ”の新製品として、開放絞り値がF1.4で焦点距離が25mmの“LEICA D SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH.”『L-X025』を24日に発売すると発表した。価格は12万6000円。
『L-X025』は、ガラスモールド非球面レンズ1枚を含む9群10枚構成の単焦点レンズで、スーパーED(特殊低分散)レンズを含む4枚のEDレンズを採用することにより、フレアーを抑えるとともに色収差や球面収差などの諸収差を補正したのが特徴。焦点距離は25mm(35mmフィルムカメラ換算で50mm)で、絞り値はF=1.4~16。最短撮影距離は38cm。絞りは7枚羽根の虹彩絞り/円形絞りを採用し、マニュアル操作が行なえる絞りリング(1/3EVステップ)も搭載している。フィルター径は61mm。マウントはフォーサーズマウントで、本体サイズは直径77.7mm×高さ75mm。重量は510g。オプションとして、PLフィルター『DMW-LPL62』とMCプロテクター『DMW-LMCH62』も用意される。価格はオープン。
同社では、今年の秋には高倍率ズームレンズ“LEICA D VARIO-ELMAR14-150mm”を発売する予定で、引き続きライカ D レンズのラインナップを拡充するとしている。