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SAPジャパンとNECが協業強化、中国・東南アジア圏の日系企業への導入を促進

2007年03月02日 19時04分更新

文● アスキービジネス編集部

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日本電気(NEC)とSAPジャパンは、3月2日、ERP分野における協業を強化するため、戦略パートナー契約を締結したと発表した。


NECはSAP要員を200名から500名へ増員


 今回の提携により、NECとSAPジャパンは、製造/プロセス産業/流通/サービス業向けへの共同マーケティングや新製品の開発、販売を強化する。

 また、NECは、中国・東南アジア圏に進出する日本企業向けに、SAPの導入、運用・サポート体制を増強し、販売を強化する。具体的には、NECグループでSAP事業に取り組む中国のNEC ITマネジメント(上海)/NECソリューションズ(中国)、シンガポールのNECソリューションズアジアパシフィック/Obtech Asia PacificにおけるSAP要員を、今後2年間で現在の200名から500名体制に増員する。

 NECとSAPジャパンは、以前からSAPのアプリケーションプラットフォーム「SAP NetWeaver」上でNECの「Obbligato II」「SFCPOP/J」などのアプリケーションを連携させるなどの協力関係を築いてきた。両社では、今回の戦略パートナー契約は、こうした協業をさらに加速するもの、としている。

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