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ここが変わったWindows Vista 100連発! 第34回

フォントを大きくしてもきれいに表示できる“DPIスケール”

2007年03月07日 11時00分更新

文● 柳谷智宣 アバンギャルド

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Windows Vistaでは、フォントやアイコンを大きく表示する“DPI スケール”が使えるようになった。Windows XPでもフォントのサイズを変更することはできたが、DPI スケールではアイコンやボタン類も合わせて大きくなるので、見やすさは格段に向上する。

標準の状態

標準の状態

120dpiの状態

120dpiの状態

SXGAの解像度で、DPIスケールを使ってDPIを変更した画面の見本

この機能はWindows Vistaの全エディション(Home Basic、Home Premium、Business、Enterprise、Ultimate)でお使いいただけます。

高解像度でWindowsを利用する際、文字やアイコンなどが小さく表示されてしまい、使いづらいことがある。そんな時に役立つのがDPIスケールだ。フォントやアイコン、ツールバーのボタンなどを大きく表示できる。Windows XPではフォントサイズを大きくしても、アイコンやボタンなどのサイズは変わらなかった点が、Vistaでは改善されている。

コントロールパネルから“個人設定”→左側タスクペインから“フォントサイズ(DPI)の調整”を選択

コントロールパネルから“個人設定”→左側タスクペインから“フォントサイズ(DPI)の調整”を選択

“大きなスケール(120 DPI)”にチェックして“OK”をクリック。変更後は再起動が必要なのがやや面倒

“大きなスケール(120 DPI)”にチェックして“OK”をクリック。変更後は再起動が必要なのがやや面倒

デスクトップの解像度を変更するのとは異なり、DPIスケールではガジェットや画像のサイズは変わらない。デスクトップに一度に表示できる情報量を維持しつつも、文字の拡大などで操作性を向上できるのが便利だ。

設定画面で“カスタム DPI”をクリックすると、フォントの拡大率を最大500%まで選択できる

設定画面で“カスタム DPI”をクリックすると、フォントの拡大率を最大500%まで選択できる

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