このページの本文へ

えむおーでぃてぃー

MoDT

2007年03月20日 19時25分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

2007年03月20日 19時25分更新

えむおーでぃてぃー

MoDT

  • この記事をはてなブックマークに登録
  • この記事をdel.ici.ousに登録
  • この記事をlivedoorクリップに登録

MoDTとは?

Mobile on Desk Topの略。インテルが提案する、モバイルパソコン向けのCPUを使用したデスクトップパソコンのこと。省電力・低発熱のCPUを使用するため、静音性に優れ、筐体のサイズを小さく抑えたデスクトップパソコンが実現する。

  • プラットフォーム


 

詳細解説

 MoDTとはMobile on Desk Topの略でインテルが提案する、モバイルパソコン向けのCPUを使用したデスクトップパソコンのことをいう。MoDTに該当するパソコンの条件は、非常にシンプル。インテルのCPU“Core Duo プロセッサー”や“Core Solo プロセッサー”、“Pentium Mプロセッサー”などを搭載し、microATX、picoBTXなどの小型マザーボードを採用していれば、MoDTとなる。インテルのその他のプラットフォームであるViivやCentrinoのように、CPUや無線LANなどの特定の組み合わせの条件を満たしたときのみロゴを提供するというものではない。

 MoDTで使用されるインテルCPUの特徴はTDP(Thermal Design Power)の低さにある。TDPとはCPUがフル稼働している際に発する熱のことで、CPUの性能評価のひとつになっている。つまり、TDPが低ければ、冷却のためにファンを高速回転させる必要もなく、ヒートパイプと低速ファンがあれば十分な廃熱が行なえるため、静音性を維持した省スペースのケースを使用できる。

 MoDTのパソコンは、低電力、低発熱のため、パソコンと空調設備の電気コストを抑えられる。また、パソコンのサイズが、幅80~100×奥行き200~250×高さ200~250mm程度のものもあり、場所をとらない。Core Duo T2300~2600といったモバイル向けのデュアルコアCPUも登場しているので、こうしたCPUを使えば、これまでのデスクトップ機とそれほど差のないパフォーマンスも期待できる。価格帯も、7万円台後半~10万円台前半と、比較的安価な面も魅力のひとつだ。

   

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中