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SII、ビジネス向けの英語コンテンツを搭載した電子辞書『SR-G9000/SR-E8600』を発売

2007年02月20日 17時59分更新

文● 編集部

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セイコーインスツル(株)は20日、解像度がVGAの“くっきリアル液晶パネル”を採用し、アメリカ英語を収録した(株)小学館の『ランダムハウス英和大辞典』を内蔵した電子辞書『SR-G9000』と、理工系専門分野から人文社会分野全般までの最新訳語を収録した『SR-E8600』を3月上旬に順次発売すると発表した。価格は『SR-G9000』が8万5000円、『SR-E8600』が5万7000円。

『SR-G9000』

『SR-G9000』

『SR-G9000』は、『ランダムハウス英和大辞典』の第2版や、オックスフォード出版局の『オックスフォード米語辞典』といったアメリカ英語を中心としたコンテンツで構成されているのが特徴。英語系21コンテンツ、大修館書店の『明鏡国語辞典』『新漢語林』など日本語系13コンテンツを収録している。VGA(640×480画素)で16階調表示対応の5.2インチTFTモノクロ液晶パネル“くっきリアル液晶パネル”を採用している。2つのコンテンツを同時に表示/閲覧できる“ツイン検索機能”や、検索条件を指定しながら一括して検索できる“マルチ例文検索機能”を搭載している。パソコンに近いQWERTY配列の“カイテキー”仕様のキーボードを搭載するほか、蓋を開けるだけで自動で電源が入る“オープンオン機能”を搭載する。

電源は付属のリチウムイオン充電池を利用し、3時間の充電で約25時間の連続表示が可能。筐体には強度を高めるためAl-Mg系アルミニウム合金と“ダンパーシェル構造”を採用しており、本体サイズ(閉じた状態)は幅142.3×奥行き109.5×高さ25.0mm(最薄部9.5mm)、重量は約252g(電池込み、シルカカード除く)。

『SR-E8600』

『SR-E8600』

『SR-E8600』は、最新の訳語や分野表示で人文社会分野全般の対訳が行なえる日外アソシエーツ(株)の『人文社会37万語英和対訳大辞典』『人文社会37万語英和対訳大辞典』を収録した電子辞書。日外アソシエーツの『180万語対訳大辞典英和・和英』とのセット収録により、理系分野からビジネスに関わる分野の英文読解/翻訳を行なえるのが特徴。

電源は単4形乾電池×2本で、アルカリ乾電池では約90時間の連続使用が可能。キー配列は、QWERTY配列の58キーを採用し、本体サイズ(閉じた状態)は幅142.3×奥行き109.5×高さ23.0mm(最薄部12.0mm)、重量は約270g(電池込み、シルカカード除く)。

同社では併せて、シルカカードレッドの新製品として、音声データを収録した(株)小学館の『中日辞典第2版』『日中辞典第2版』を収録し、中国語の学習に役立つ機能“聴き打ち機能”を搭載した『DC-A07CN』も3月上旬に発売する。価格はオープン。

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