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アップデイト、携帯コンテンツに関する利用動向調査を発表

2007年02月16日 18時34分更新

文● 永島和夫

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(株)アップデイトは16日、今月3日から5日までに行なったアンケート“携帯コンテンツに関する利用動向調査”の結果を発表した。ワンセグの利用経験は全体の14.5%、おサイフケータイの利用は6.1%にとどまった。

この調査は、ポータルサイト“モンキータウン”や携帯電話用無料HP作成サイト“00HPメイカー”など10サイトが協力し、ネット上で4000件の有効回答を得たもので、回答者の内訳は10代が42.7%、20代が29.0%など若年層が中心となっている。職業は高校生が22.5%と最も多く、次いで会社員が22.4%、中学生が11.4%となった。

おサイフケータイの利用は全体のうち6.1%と、最新端末では多くの機種搭載されているおサイフケータイ機能だが、実際の利用者は少なめのようだ。利用していないユーザーの内訳は、“非対応機種”が38.6%、“機種は対応しているが利用していない”が36.1%となり、おサイフケータイ機能を搭載する端末の普及もまだ十分ではないという結果になっている。

ワンセグ受信機能の利用は、全体に対する利用者の比率が14.5%とおサイフケータイよりも多いが、利用者の利用頻度は“1ヵ月に数回”が39.9%と最も多く、利用頻度はそれほど多くないことが明らかになった。

一方、携帯電話機でのインターネット利用率は、このアンケート自体がウェブサイト上での調査ということもあり、“ほぼ毎日”が87.5%となった。また、有料サイトを利用しているユーザーは61.8%、人気のサイトは“着信メロサイト”で70.7%が利用しているという結果となった。

雑誌やポスターなどからサイトへの誘導として掲示される機会が多い“QRコード”は、41.2%の回答者が“(直近の1ヵ月間に)QRコードからアクセスの経験あり”としたものの、全体の58.8%はQRコードそのものを使っていないとしている。

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