ソニー(株)は、半導体事業に関する投資の方針に関して公式コメントを公開した。一部報道機関による“ソニー、半導体投資縮小 PS3用次世代の量産見送り”という記事に対するリアクション。
広報からのコメントは下記の通り:
- セルについては現在、65ナノでの量産を開始しており、今後もコストダウンを図っていきます。
- 45ナノ以降の先端プロセスの自社投資・開発については、今後慎重に検討していきます。
- 2004~2006年度の半導体事業全体への投資実績(3年間累計・約4600億円)に対して、2007年度以降・3年間の投資は、大幅に削減していく方針です。ただし、投資額について現時点では、コメントを控えさせていただきます。
- 今後の半導体事業の方向性としては、強い分野をより強くという「集中戦略」を明確にしていきます。「集中領域」は、(1)イメージセンサー (2)ゲーム (3)テレビ・ビデオ用システムLSI です。
(原文ママ)