TeamからThemalright製ヒートシンク「HR-07」がバンドルされたDDR2メモリモジュールが登場した。PC2-9600(DDR2-1200) 1GB×2の「TXDD2048M1200HC5DC」と、PC2-8500(DDR2-1066) 1GB×2の「TXDD2048M1066HC4DC」の2製品がラインナップされている。
同製品は、メモリヒートシンクの「HR-07」があらかじめメモリに取り付けられた状態で出荷されているわけではない。そう、メモリ2枚と「HR-07」2つをセットにして販売しているだけで、ヒートシンクの取り付けはユーザー自身で行なわなければならないのだ。まるで福袋やショップの在庫処分などで見かける販売方法だが、れっきとしたTeam純正の製品だ。その証拠にヒートシンクの「HR-07」にはTeamのロゴと製品型番がしっかりと記載されている。
また、「HR-07」を取り付けるのが前提として出荷されているため、メモリ自体にはヒートスプレッダが取り付けられていない。そのためメモリチップが一目瞭然となっているのだ。気になるチップを確認したところ、流通量が非常に少ないといわれているMicron製の「D9GKX」が使用されていた。同チップはDDR2-800ネイティブチップで、オーバークロッカーの間でオーバークロック耐性が高いと評判のチップだ。
メモリの動作電圧は2.35V~2.45Vで、レイテンシはPC2-9600の「TXDD2048M1200HC5DC」が5-5-5-15、PC2-8500の「TXDD2048M1066HC4DC」が4-4-4-12となる。価格はOVERCLOCK WORKSで、PC2-9600の「TXDD2048M1200HC5DC」が7万2800円、PC2-8500の「TXDD2048M1066HC4DC」が6万8800円となる。オーバークロッカーには見逃せない製品となりそうだ。